伊東の離脱というアクシデントに見舞われたアジアカップ日本代表。準々決勝での相手はイラン代表。17戦無敗の相手に対してどのような戦い方が出来るか、注目です。
ということで先日行われたアジアカップ準々決勝、日本vsイランの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
日本のスタメン&結果
前半
日本は守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するイランも同様のシステムを採用していました。
試合は共に睨み合いとなり、日本はビルドアップからイランはロングボールを中心にお互い持ち味を出そうとしますが、徐々に日本がボール保持を行い押し込むと、左サイドの高い位置でボールを持った守田が上田とのワンツーを見せ中央に侵入。ペナルティエリア内で右足を振り抜くと、GKが弾くもそのままゴールになり先制します。
ビハインドを負ったイランはアンカーが落ちる3バックからのビルドアップを徐々に使い始めると、日本は対応出来ずイランに精度の高いロングボールを送られる事に。特に早いうちにイエローカードを貰いより慎重なプレーを強いられた板倉が狙われ怖い場面を作られるもスコアは動かず、不安を残しながら前半を終えます。
後半
後半も引き続きロングボールを増やし、特に不安がある日本の右サイドを狙っていきますが日本はそれに対応出来ず防戦一方に。ボールを繋ぎたくてもほぼマンツーマンの強度の高い守備で押し込んでくるので中々ビルドアップの逃げ口が見つからない状況。完全にペースを握られます。
すると中央でボールを失うアズムンからのスルーパスに抜け出したモヘビが鈴木との1対1を制し同点ゴールを挙げます。
さらにこの状態で個人として何とか出来る可能性が高い久保が交代。南野、三笘が投入されるもののビルドアップの逃げ口が見つからない状況は変わらないので、ボールを受けること自体が少なく効果的な交代にはなりませんでした。
そして何度もイランに決定機を作られるも何とか耐えていた後半アディショナルタイムにルーズボールに反応した板倉が相手を倒してしまい痛恨のPK献上。ジャハンバフシュに決められ逆転を喫しそのまま試合終了。
史上最高とも言えるタレントを揃えた日本はベスト8で姿を消すこととなりました。
総評
相手のペースに飲み込まれ、それを跳ね返すことが出来なく逆転を喫し敗北。今大会のイラク戦はやや自滅気味ではあったものの、4年前のカタール戦と同様、相手に完膚なきまで叩きのめされる事となりました。
敗北の要因はやはり指揮官。これまでも戦略・戦術面で大して期待は持てない所は何度も指摘してはいたものの、この試合は目に見えて押されている状態。さらに板倉が苦しみ久保のドリブルぐらいしかボールを運べない状況で切られたカードはDFラインはそのままで久保OUT、、、。せめて3バックにして攻守の立て直しを行ってから三笘を投入する等対策は取って欲しい所で、同じ負けにしてももう少し納得させて欲しかったです。
対するイランは先制されても日本の元々の弱点(3バックにするとプレスがかからなくなる)をしっかりと突き、状況による弱み(警告&コンディションに難がある板倉と高さに不安のある毎熊)も徹底的に突く等きちんと戦略を統一して見事な逆転勝ち。敵ながら素晴らしい戦いぶりでした。
これだけのタレントを擁し優勝を条件とした中でのベスト8敗北、さらに内容も拙く消化不良と現政権の限界を露呈した日本代表。これまでの歴史を考えても現状の打開策は監督が方法を大きく変えるか、それとも他の監督に代わるか。
未来が見えない敗北。日本サッカーの今後の動きが気になる所です。
では
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