きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

伊東純也選手 性加害報道~「推定無罪」は無罪と同義~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回は伊東純也選手の性加害報道について書いていきます。

①チームは彼と共に

伊東選手は1月31日にデイリー新潮にて、昨年6月に大阪市内で同意を得ないまま性行為に及んだ疑いが報じられ、更に大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したことも判明。先日行われたバーレーン戦はメンタル面を考慮したとして出場機会が無く、試合後もノーコメントとしていました。

その後2月1日午後1時半にJFAは同選手の同日中の離脱を発表するも、その後代理人弁護士が虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出しそれを受理し、事実無根と主張。

その後JFAも一時は離脱を撤回するも、2日をもって離脱が決定。重要な選手がいない状態で準決勝を迎える形となりました。

 

②「売りたい」雑誌側の意向

正直この出来事の善悪を図るのは専門家では無く「わからない」のが事実ですが、腑に落ちないのは「その時期」です。

現状同選手は「代表」チームとしてアジアカップに臨んでおり、スポーツ面という意味では1選手(しかも中心選手)を離脱に追い込むその行為は明らかに足を引っ張っています。

また訴える側も匿名(売名行為であれば多少なりとも開示します。)であり、こんな注目を浴びてまで公表する必要性は特に考えられず、逆に前述した時期の悪さにより余計とも言える誹謗中傷に悩まされる可能性が高くなります。(実際かなり悪質な書き込みが多いと弁護側も警告しています。)

その為訴えた者、訴えられた者どちらも得は無く騒ぎが大きくなるばかりで、デイリー新潮だけが売り上げ面で大きく得をしている状況。さらに直近でライバル雑誌である文春が大スクープを取っているという背景もあり、何らかの形で訴える時期に関わった可能性は高いと言えます。

正直雑誌業界は年々売り上げを落としており苦しい状況。ただ文春もそうですが、被害を受けた方を利用し(お互いWinWinの場合もあります。)相手を陥れる形で利益を上げるその手法には正直不快感しか無く、その在り方に疑問を感じます。

 

③「推定無罪」は無罪と同義

また伊東選手の現状はまだ有罪無罪は決まっておらず推定無罪の状況にも関わらず、大会からの離脱を余儀なくされ、早くもスポンサーの撤退などが報じられる等そのダメージは甚大なものとなっています。

そんな中個人的に主張したいのは推定無罪」は無罪と同義であることです。

現状伊東選手側は判決が決まっていない状態にも関わらずここまで経済的、そしてキャリア的にも大き過ぎる代償を払っています。

そんな中テレビ等で放たれていたのは、平等に扱うべき人が対人同士のデリケートな問題にも関わらず「もし~していたら許されない」というその言葉の重みも判っていないような無責任な発言(有罪と強く意識させます)。正直今まで個人的には仕事上では使わないようにはしていたものの、改めて言葉の怖さを感じることになり、日本は「疑わしきは罰せよ」の風潮が極めて強いことが判りました。

だからこそ今は「推定無罪」は無罪と同義。この声が大きくなることを強く願います。

 

デイリー新潮の狙い通りか、大きな反響を生む事になった今回の騒動。今後必要なことは出来るだけ過剰に反応せず落ち着いてその動向を追っていく(無関係な周囲が騒いでも判決の結果は変わりません)と同時に、彼を信じ最後までチームに残そうと奮闘した選手、森保監督やチームスタッフを含む代表チームを心から応援したいと思います。

 

では