今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
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基本フォーメーション
①攻撃サッカーに隠された「脆さ」
昨シーズンに攻撃サッカーで躍進したアトレティコは、今シーズンも引き続き攻撃サッカーに磨きをかけ開幕からゴールを積み重ねます。
しかし反面守備は新加入のソユンジュ、ハビ・ガランは定位置を掴む事は出来ず、サイドバックはリーノ、リケルメの台頭はあったもののセンターバックは変わらず不安定なまま。
その為所謂「打ち合い」になる場面が多く、8節のカディス戦やチャンピオンズリーグでのフェイエノールト戦(共に3-2)、コパデルレイのマドリー戦(4-2)等派手に勝つこともあれば、18節のヘタフェ戦(3-3)、19節のジローナ戦(3-4)、スーペルコパのレアルマドリード戦(3-5)等守備が崩壊する試合も多く、ある意味アトレティコらしくないサッカーを披露。
結果リーガではジローナとマドリーのペースについていけず優勝戦線から実質脱落。コパデルレイ、チャンピオンズリーグは勝ち進んでいくものの攻撃サッカーに隠された「脆さ」を露呈することになりました。
②絶対的な中心軸に
そんな中輝きを見せたのはグリーズマン。昨シーズンの完全移籍をきっかけに調子を取り戻したエースは今シーズン更に凄みを増して躍進。ビルドアップへの参加やスペースメイクによる陰ながらの貢献は勿論の事、オンザボールでも違いを見せ続け今や絶対的な中心軸になっています。
またそれに乗せられたようにモラタもゴールを量産。相変わらずオフザボールには単調さが見受けられるものの、昨シーズンまであった「軽いプレー」が激減。何度も裏抜けのトライを試み守備にも奔走する等精神的な充実が見て取れ、グリーズマンとの2トップはリーガトップクラスの破壊力を誇ります。
③引き続きセンターバックの補強を
ただいくら強力な矛があっても盾が薄いままでは不安定な戦いからは抜け出せず、アスレティック・ビルバオ、ソシエダを抑えてチャンピオンズリーグ出場権を得るためには今冬も引き続きセンターバックの補強を続けていくべきであると思います。
またルマールが長期離脱を余儀なくされた中盤も試合数を考えると1枚加えておいた方が良いポジションであり、いかに前線以外のセンターラインを整えられるかが後半戦のカギとなってくるでしょう。
監督は変わらないものの、数年前とは真逆のチームとなっているアトレティコ。ただそのプレーに魂を感じるのは今でも変わらないので、情熱溢れる監督がどのようにチームを導いていけるか、注目です。
では
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