2023～2024シーズン前半戦振り返りと冬の移籍情報バイエルン～リーガ歴代記録の更新も～【サッカー】

今回は主要欧州リーグの2023～2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。

4回目は「バイエルン」です。

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基本フォーメーション

①やや不安定ながら勝ち点を着実に積み上げる

オフにはケインを獲得しストライカー問題を解決。攻撃陣に関しては盤石の状態でシーズン開幕を迎えたバイエルンですが、前評判通りの爆発力を披露。

１試合当たり3得点を超えるリーグ最多のゴール数を記録すると、チームはここまで勝ち点を落としたのは僅か3試合と、レバークーゼンが驚異的な勝ち点を積み上げているのを除けば申し分ない結果を残し2位に付けています。

ドイツスーパーカップのライプツィヒ戦（0-3）、DFBポカールのザールブリュッケン戦（1-2）、リーグ戦のフランクフルト戦（1-5）と今シーズン喫した敗戦はいずれもインパクトが強くやや安定感には欠けるものの、勝ち点を着実に積み上げています。

②リーガ歴代記録の更新も

そんな中ケインはここまでリーグ戦全試合に先発出場し22ゴールを挙げる驚異的な活躍を果たし、得点王どころかブンデスリーガのシーズン最多得点記録（2020-2021シーズンのレバンドフスキが記録した41得点）を更新しそうなペースでゴールを積み重ねています。

また得点だけでなく組み立てや守備でも大きな役割を果たしており今や絶対的な存在に。予想以上にチームにフィットして多くのオプションを与えています。

そしてサネも崩しの切り札として決定的な仕事を連発。今シーズン更に凄みを増したと言えるムシアラと共に攻撃の中心として活躍しています。

ただ個の技術に頼りがちなビルドアップは気になる所で（特にチャンピオンズリーグ）、監督がどこまで整備出来るかが攻撃力の維持という意味でも重要になってきそうです。

③大黒柱の代わりとしては、、、

ただ懸念点なのは周りのセンターバックが不安定な中、驚異的な身体能力を発揮し奮闘して大黒柱と化していたキム・ミンジェがアジアカップで離脱。

代わりにダイアーを獲得したもののスピード面で不安がありポジショニングでもミスが多いので彼の代役としては物足りなく、現状ウパメカノ、デリフトに懸ける他無いかと思われます。（そもそもそれ以前もファイタータイプのバルセロナのアラウホを狙う等、その強化プランに疑問符があります。）

またマズラウィがアフリカネイションズカップで離脱し現状ライマーしかいない右サイドバックも不安要素で（キミッヒもこなせますが、、、）、センターバックもこなせるムキエレ（パリSG）は何としても獲得したい所です。

攻撃力は問題はないものの守備とビルドアップに大きな不安があるバイエルン。トゥヘル監督がどこまで修正して安定感を上げていけるか、今後の戦いに注目です。

（その後ウパメカノ、デ・リフトが負傷。チームにとってこの1ヶ月は正念場となってきそうです。）

では

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