今回はマンチェスターシティ所属のリヤド・マフレズ選手について書いていきたいと思います。
経歴
マフレズ選手はフランスのAASサルセルのユースでキャリアをスタートし、2009年にカンペール(4部)でプロデビュー。
その後ル・アーヴルに移籍し2部でもプレー、そして2014年1月に当時2部に所属していたレスターに移籍します。
レスターでは半年でプレミアリーグ昇格に貢献すると、プレミアリーグでも引き続きレギュラーとしてプレー。すると翌2015-2016シーズンには崩しの切り札としてその能力が存分に生かされ17得点10アシストの大活躍を果たし、レスターのプレミアリーグ初優勝に大きく貢献。
しかしその後はチームが低迷。するとマフレズ選手もステップアップを望み移籍を志願するようになります。
そして2018年に移籍金6780万€でマンチェスターシティ移籍が決定。初年度は適応期間に当てられるも優勝を決定的とする2ゴールを挙げると、翌シーズン以降はレギュラーとしてプレーし数々のビッグゲームでの印象的なゴールを決め、多くのトロフィーをチームにもたらす活躍を披露。
最近でもシェフィールド戦でハットトリックを決めチームを決勝進出に貢献する等、その勝負強さは錆びついていません。
アルジェリア代表では2014年にデビュー。2014年W杯にも少ない時間ながら出場し、2019年のアフリカネイションズカップでは準決勝に決勝点となる直接フリーキックを決め優勝に貢献しています。
①鋭い切り返しと抜群の勝負強さ
マフレズ選手の特長は鋭い切り返しと抜群の勝負強さです。
右サイドを起点としスピードとドリブル技術を生かしカットインして左足でファーに巻くシュートが十八番ですが、特筆すべきはその鋭い切り返し。懐が深く尚且つ切り返しの際のスピードが非常に速い為、相手は完全に置いてきぼりにされてしまいます。
そして抜群の勝負強さも持っており、昨シーズンは全コンペティションで24ゴールを記録。さらに大舞台での印象的なゴールが多く、前述したゴールを含めチャンピオンズリーグでのパリ戦の2ゴール、敗れはしたものの昨シーズンのマドリー戦の先制ゴールなどインパクトのあるゴールを幾度となく挙げてくれています。
②守備の集中力欠如
しかしレスター時代やシティ加入当初にもあったように守備の集中力を切らす(そもそも緩い)場面が散見されており、近年でもその悪癖が顔をのぞかせる場面があります。
特に献身性の高いベルナルド・シウバが最近右サイドを中心に起用されていることからマフレズ選手の出場機会は徐々に減ってきており、途中出場も多くなってきています。
先日行われた実質決勝と言われていたバイエルン戦でも2試合とも出場無し。新システムの定着もあり立場的には厳しいと言えます。
③チャンピオンズリーグ制覇においてのキーマンに
それでもその局面打開力と勝負強さは捨てがたく、戦力、戦術等と並行してここぞという時の決定力が勝負を分けるチャンピオンズリーグではその力は確実に必要になってきます。
特にハーランドは準決勝以降は初経験(それでも決めそうな雰囲気は持っていますが、、、。)でメンタル的にも厳しい状況に追い込まれる為、経験者且つ結果を残しているマフレズ選手の力を必要とする場面は必ず訪れるでしょう。
個人的に出場機会は減っているものの今シーズンのチャンピオンズリーグの行方を決めてくれそうな予感がしているマフレズ選手。今後もそのプレーに注目していきたいと思います。
では
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