きちのうすめ雑記

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ダリルバルデ~人機一体と言うべき挙動~【ガンダム】

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※ネタバレ有り


今回は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の機体「ダリルバルデ」について書いていきたいと思います。

(C)創通・サンライズMBS

①ドローン兵器のモビルスーツへの搭載

ジェターク社が開発した赤いモビルスーツで、パイロットはグエル・ジェターク。

第5世代実証機としてドローン兵器のモビルスーツへの搭載が行われており、社の次世代機としてのノウハウをすべて詰め込んだ最新鋭の機体となっています。

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ただ当時の革新的技術である「GUNDフォーマット」は禁忌とされていた為搭載はされておらず、パイロットに負荷をかけポテンシャルを発揮するガンダムパイロットを極力必要とせずポテンシャルを発揮しようとするダリルバルデと、ある意味対極とも言える存在となっています。

 

②人機一体と言うべき挙動

作中ではジェターク社周辺宙域でのテスト後に、グエルとスレッタの2度目の決闘の際に投入。一度はヴィムが試みた裏工作(本体操作を意志拡張AIに委ねた自動操縦と、排熱用スプリンクラーを使ったビーム射撃を封じる妨害工作)で優位に立つも、ミオリネが裏工作に気付きスプリンクラーを止めると形勢は逆転。

一度は中破するもグエルの判断で意思拡張AIを機能停止させ自身の操縦に切り替えると、近接戦闘で互角に渡り合い意地を見せます。しかしエアリアルにサーベルを防御に使い突撃した勢いに乗せたフライングボディプレスという咄嗟の技を食らわされてブレードアンテナを破損し物語から一旦退場します。

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その後2ndシーズンに復学したグエルの相棒として再び登場。ビームライフルに折り畳み式の刀型ビーム格闘武器を搭載したコンポジットアームズ等一部兵装を変更し再びエアリアルに挑みます。

その際に前回切った意思拡張AIを使いプライドを捨て戦おうとするも、グエルがトラウマによって本調子を出せず劣勢に。それでもグエルの決意に呼応するかの様に自律操作で咄嗟に防御しその後は人機一体と言うべき挙動で反撃に転じると、エアリアルによるオーバーライドで一度は追い詰められるもプロスぺラの策略もありエアリアル機能停止。その隙を逃さずブレードアンテナを切断しグエルに勝利をもたらします。

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そしてプラントクエタから続く一連の事件の首謀者であるシャディクを捕まえるために再び搭乗。零距離射撃により胴体を撃ち抜かれるも、背後に飛ばしたグスサー・イーシュヴァラの総攻撃でミカエリスの四肢を破壊して戦闘不能に陥れグエルに再び勝利をもたらします。しかし負ったダメージは深刻で、彼が脱出した後に爆散し喪失することになります。

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③意思拡張AIによる操作

武装はビームジャベリンやバルカンは搭載こそはしているもののドローン兵器がメインとなっており、特に本体から分離し意思拡張AIによる操作による合計4つ刃での立体的な攻撃を行える「イーシュヴァラ」は本機の特徴的な兵器で、エアリアルの「ガンビット」とも互角に渡り合っていました。

さらに再び搭乗した際は装備数が2基から4基に増えより多様な攻撃が可能になった「グスサー・イーシュヴァラ」が搭載。さらに前述したコンポジットアームズを搭載したことで遠距離からの攻撃が向上し汎用性を増すこととなり、ミカエリス戦の勝利に繋がっていきます。

 

親に対する反抗、そして親を受け入れ共に戦っていくグエルの成長過程を共に歩んでいたダリルバルデ。半ばで退場することとなりましたが彼を象徴する機体となっていました。

 

では

 

バンダイスピリッツ HG 1/144 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ダリルバルデ プラモデル (ZP103796)

 

アーセナルベース AB04-061 ダリルバルデ P