※ネタバレ有り
今回は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の機体「ミカエリス」について書いていきたいと思います。
①甲冑の騎士を思わせる機体
グラスレー・ディフェンス・システムズ製の西洋の甲冑の騎士を思わせるMSで、パイロットはシャディク・ゼネリ。
ヴァナディース事変以降の対GUNDフォーマット兵器「アンチドート」搭載機の近代化として、デバイスそのものに攻撃能力を付加させ妨害を行いやすくするコンセプトで開発された機体で、右腕に武装を集中したせいか汎用性重視のグラスレー社の機体としては珍しく性能は尖ったものとなっています。
因みにカラーリングは騎士に相応しいとは言えない真紅と紫のツートンカラーで禍々しく見せてしまいます。
②指揮官機として登場
作中では地球寮との決闘にてベギルペンデ5機をまとめる指揮官機として登場。当初はアンチドートでガンダム・エアリアルの行動を封じ追い詰めるものの再起動したエアリアルによりベギルペンデ３機が撃破。
それでも満身創痍になったエアリアルにう止めを刺すべく右腕を構えますが、その瞬間に中破したザウォート達に支えられたデミトレーナーの狙撃を頭部に受け敗北することになります。
その後シャディクが主に政治面で暗躍していた為暫く登場しませんでしたが、Season2後半にグエルとの対決の際に再び使用。空いた左腕に槍型の兵装「ジャベリンブレイサー」を携えて実戦仕様の状態で運用されます。
グエルの駆るダリルバルデと彼への憎しみを吐露しながら激しい接近戦を仕掛け、一度は拘束し自機諸共道連れを図るも失敗。ゼロ距離射撃でダリルバルデを撃破するものの死角から放たれたイーシュヴァラに両腕両足を切断され戦闘不能に。その後セキュリティフォースのデミギャリソンによって包囲されシャディクは逮捕される事となり、以降は破棄されたのか登場することはありませんでした。
③本機を象徴する「槍」
初登場の際は大小のビームサーベル、ビームライフル、アンチドートに加えて遠隔攻撃を行う「有線式分離機構」を擁する右腕の戦術複合装備「ビームブレイサー」を用いて戦闘。様々な兵器で相手を翻弄します。
そして再登場した際は槍型の兵装「ジャベリンブレイサー」が追加。こちらも小型武器や有線式分離機構が搭載されており、両腕自体が兵器となっています。
因みにその佇まいは本機のモデルとなった初代ガンダムに登場する「ギャン」と酷似しており、追加武装ながら本機を象徴する「槍」となっています。
指揮官機でありながらもその豊富な武装としたたかさを備えた本機。正にシャディクを象徴とした機体となっています。
では
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HG 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1/144 [11] ミカエリス プラモデル バンダイ ガンプラ
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