ルナマリア・ホーク（FREEDOM）～安堵と怒り～【ガンダム】

※ネタバレ有り

今回は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のキャラ「ルナマリア・ホーク」について書いていきたいと思います。

①正式に恋人に

前作ザフト軍として戦い敗れたルナマリアは、シンと共にオーブ軍に交流出向することになり、その後立ち上げられた世界平和監視機構「コンパス」の強襲揚陸艦「ミレニアム」に所属する「ヤマト隊」のパイロットとして、新型機の赤いゲルググメナースに搭乗しています。

前作でもいい関係だったシンとは正式に恋人になったものの、もうひとりの同僚でザフト時代からの同期であるアグネスからは「妥協した」と見下されており、隊内の雰囲気は微妙な物に。

それでも任務は着実にこなしており、ファウンデーション王国との合同作戦時でも母艦のミレニアムで待機。ユーラシア連邦から突然発射された核ミサイル迎撃の命を受けて緊急出撃し飛行してくるミサイルの先端を打ち抜き核爆発を阻止するも、第2波までは阻止できず。

「そんなの、やってみなきゃ！」

ファウンデーションの国土が核で焼かれる様を目にし、友軍機の残骸が発見されたことを聞きシンが犠牲になったと思い込みふさぎ込むこととなります。

②安堵と怒り

その後自身はミレニアムとともにオーブに脱出するも、シンを亡くしたダメージは癒えずふさぎ込み続けていましたが、実はシンは生きておりハイジャック犯に偽装してミレニアムに乗り込む事に。ルナマリアも迎撃に当たり侵入者の一人を投げ飛ばすも、その正体は死んだと思われたシンでした。

ルナマリアは生きてくれた安堵と、連絡一つもせず心配させた挙句に偽装ハイジャックへ付き合わせて驚かそうとしたことへの怒りが入り交じり、号泣しながら抱き着き→「バカ」と連呼し往復ビンタを連発→抱きついてさらに号泣という普段の彼女からは考えられない程のリアクションを見せることになります。

「バカ！バカ！もうっ！死んだかと思ったじゃないの！」

③どれほどの過去があろうとも

そして最終決戦では自身のかつての愛機が改修された「インパルスSpecⅡ」に搭乗。ミレニアムの護衛を担当していましたが、ファウンデーション側に寝返ったアグネスのギャンシュトロームと対峙する事に。

女同士の意地やシンを巡る口論を交えて激闘を繰り広げ、彼女の間違いを正す形でシンへの愛情を乗せた攻撃で彼女を撃破。機体を月面に不時着させ、自分たちを裏切った彼女に手を差し伸べます。

「昔から人の彼氏にちょっかい出してたよね、あんた」

「大きなお世話！好きじゃなくて何で付き合うのよ！」

どれほどの過去があろうとも復讐心は何も生まない事を間近で見て感じているルナマリア。個人的に人間性の成長を一番感じたキャラとなっています。

では

きちのうすめ雑記