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ミケル・オヤルサバル~献身さと責任感の強さ~【特集】

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今回はレアル・ソシエダ所属のミケル・オヤルサバル選手について書いていきたいと思います。

 

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Getty Images

経歴

オヤルサバル選手はソシエダの下部組織出身の選手で2015年に1軍デビューを果たしました。その後は順調にステップを踏み躍進するチームの中心選手として活躍しています。スペイン代表には2016年には一度A代表に招集&出場するもその後はアンダー世代でプレーします。2019年にはUEFA U-21欧州選手権の中心選手として優勝に貢献。その後2020年に再びA代表に招集、スウェーデン戦では代表初ゴールを挙げています。

今やスペインの未来を担う選手の一人として注目されている選手です。

 

①左足の技術とオフザボール

オヤルサバル選手の特長は「左足の技術とオフザボール」です。左足のテクニックは特筆しており、細かいタッチで相手を幻惑します。

またオフザボールの動きに長け、抜群のタイミングで裏に抜けて決定的な動きをすることが出来ます。

左サイドを起点にライン間でボールを受けてラストパス、サイドに流れてのクロス、裏に抜け出してのフィニッシュワーク。右に流れてはカットインからのシュート、インスイングのクロスやパスなど非常に幅広い攻撃バリエーションをハイレベルでこなすことが出来ます。その幅広い活躍は非常に高い戦術眼がもたらしているもので、どんな戦術でも対応できるようなサッカーIQを持ち合わせています。

またこういうテクニシャンにありがちなひ弱さはなく当たり負けせずキープできるフィジカルを誇っており、空中戦も決して弱くなくセンターフォワードの役割もこなすことが出来ます。

 

②献身さと責任感の強さ

また献身さも高く、守備にも積極的に参加しています。特に切り替え時の守備の速さは特筆すべきもので、サイド守備に大きく貢献しています。

チームの中心選手としての責任感も強く、試合中では度々味方を鼓舞する姿やポジションの指示をする場面が見受けられます。現時点で23歳とは思えない程のリーダーシップも兼ね備えています。

ただそのアグレッシブなスタイルも相まって、ややリスキーなプレーを選択する節があります。

 

③クラブのバンディエラ(旗手)として

近年躍進するソシエダの象徴として注目されているオヤルサバル選手には、もちろんビッククラブからのオファーは多数届いているでしょう。

kichitan.hatenablog.com

 

しかし彼は成長を続けるチームと共に歩み続けることを選んでいます。またソシエダのサポーターに対しても「帰属意識を持つことに対する重要性」を説くなどクラブ愛が人一倍強い選手です。現状彼を口説き落とせるチームは皆無だと言えます。

 

若くしてクラブの象徴として活躍しているオヤルサバル選手。躍進したクラブの旗手か、それともビッグクラブの中心選手か。未来が楽しみな選手です。

 

では

 

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