直近の試合で苦しみながらも2連勝を果たし粘りを見せるユナイテッドと、やや失点は続いているものの連敗から見事に立て直したシティとの戦い。
負傷者続出のユナイテッドはチーム力の差をどうメンタル、戦術で埋め粘り強さを見せていくか注目です。
ということで先日行われたプレミアリーグ10節、マンチェスターユナイテッドvsマンチェスターシティの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
前半
ユナイテッドはマクトミネイをトップ下に起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するシティは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はシティがボールを保持した状態でスタートし、フォーデン、グリーリッシュがゴールを強襲するもオナナがいずれも弾き返しゴールを割らせません。
しかしセットプレー時にホイルンドがロドリを倒したとしてPKを獲得。ハーランドがきっちり決め先制点を挙げます。
ユナイテッドは攻勢に出たいもののシティの揺さぶったパスワークに振り回され中々攻勢に出られず、攻撃は単発的に。抜け出したホイルンドの突破やマクトミネイの強烈なシュートもエデルソンに阻まれ同点には追いつけません。それでもオナナがハーランドの決定的なシュートを奇跡的なセーブで止める等追加点を許さず、そのまま前半を終えます。
後半
後半にマウントを投入しユナイテッドが打開を試みるも、スコアを動かしたのはシティ。ゴールキックからの素晴らしいパスワークでボールを前進させると、サイドの流れたベルナルド・シウバが正確なクロスを上げハーランドが合わせゴール。
ユナイテッドの出鼻を挫く追加点を挙げると、その後もサイドの揺さぶりと的確な楔のパスで相手を押し込んでいきます。ユナイテッドはガルナチョ、レギロンを投入するも相手ペースは崩せないままハーランドの折り返しをフォーデンに合わせられ3失点目。
そのまま試合は終了しスコア、内容共にシティが力の差を見せつけ大勝しました。
総評
ユナイテッドはオナナがビッグセーブを連発しながらも3失点大敗。チームの守備力を余りにも過大評価してしまったテン・ハーグ監督の判断は重くのしかかりました。
特にシティが得意とするハーフスペースが悉く突かれ守備陣は右往左往するばかり。せめて1点差で前半を終えていた状況で5バックに変える等の修正が欲しい所で、悪い意味で監督の攻め気が出てしまったと思います。
良い攻撃は良い守備から。ユナイテッドはこの前提を忘れてしまっていたようです。
対するシティはユナイテッドの守備が壊滅的であったのもありましたが、終始優位に試合運びを行い大勝。
特にベルナルド・シウバ、ロドリは的確なポジショニングと高い技術で試合を支配。見事完勝の立役者となりました。
スコア以上の差を見せつけ完勝したシティ。今後もプレミアリーグをリードしていく存在となりそうです。
では
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