※ネタばれ有
今回は「銀魂」で印象に残った話について書いていきたいと思います。
次は「吉原炎上篇」です。
①月詠
この長篇はその後長年出演するキャラが初登場します。
スリの少年晴太とその母親である吉原のNo.1花魁である日輪、そして吉原を護る自警団「百華」のリーダーにして、死神太夫と呼ばれる月詠が初登場。
特に月詠は癖の無い正統派ヒロインとして登場(当時は)。真面目な性格や空気を読んだ行動(銀時のミスをカバーする言動)、そして部下や仲間を気遣う情が厚い部分が描かれており、非常に人気の出たキャラであると言えます。また苦無と体術を使った戦闘能力も非常に高く、女性キャラの中でも銀時と肩を並べて戦える正統派ヒロインであると認識されました。(当時は)
「・・・日輪 わっちは もう逃げん 檻を破るために戦う 最後の最後まで・・・。
太陽に向かって まっすぐに 立ち続ける。」
②春雨と夜王
そして後々大きく関係してくるキャラ、神楽の兄、神威です。宇宙海賊春雨の幹部で、「春雨の雷槍」と恐れられる最強部隊の団長を務める夜兎族の青年です。
今作では顔見せ程度の出演に終わりますが、常に笑顔を絶やさず仲間を平気で手にかける非情さ、そして夜兎の血が暴走した神楽でさえ引かせるのがやっとであった副団長の阿伏兎を上回る底知れぬ戦闘力と、その末恐ろしいキャラクターでインパクトを与えました。
「俺は世渡りが苦手なんだ。補佐してくれるやつがいないと困る。」
そして銀時すら子ども扱いする戦闘力の持ち主である「夜王」鳳仙の登場は、これからの戦いにおいての強さのインフレを予感させるものでした。またその戦闘シーンも迫力抜群で(特にアニメ)、この話に向ける意気込みを感じるシーンでした。
「哀れな男よ 国も主君も護るものを全て失い 最後は他人のものを護って死んでいくとは。己の剣にそんな意味が欲しいか そんな剣では何も護ることなど出来んわ。」
③陽の光
この話のキーワードは陽の光です。
陽の光を天敵とする夜兎族である鳳仙、そして陽の光に当たらない場所である夜の街吉原、足の筋を切られ鳳仙から逃れられなず陽の光が当たれない日輪、その全てを解放するために万時屋と百華は激戦を繰り広げていきます。
そして晴太がハッチを開け、吉原は陽の光を浴び鳳仙は銀時に討ち取られてしまいますが、彼は日輪に看取られながら微笑みながら逝くこととなります。
「あなたはただこうしたかったのよね こうして日向で居眠りしたかっただけの普通のおじいちゃんなのよね。」
その後吉原は日輪を中心とした遊女たちの自治により屋根が開けられ復興するものの、「少年誌に載せられない店」の立ち並ぶ、明るい色町に変貌を遂げることとなります。
「おじちゃん お日様はどんな人の上にもおんなじに輝くんだよ。」
では
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