今回は新世紀エヴァンゲリオンの人物（ネルフ本部）について書いていきたいと思います。
①母に愛憎を抱く
まずは「赤木リツコ」です。ネルフの技術開発部技術局第一課所属でエヴァンゲリオン開発総責任者や「MAGI」の管理・運営担当者で所謂「メカ系」のトップです。
別世界では考古学者として世界の謎に迫っています。
ミサトと加持とは大学生時代からの付き合いで、共通の友人の結婚式等共に行動することも多いです。ただやや博打に乗り出す傾向のあるミサトに対して、数字やロジックを重んじるリツコは対立することは多く性格は正反対とも言えるでしょう。しかしお互い認め合っている部分も多く、良き相棒ともいえる関係を続けています。
ゲンドウとは愛人関係にあり、複雑な関係性でありましたが、同じような境遇であった「母」ナオコには愛憎に近い感情を持っています。（科学者としては尊敬しているが、女としては憎んでいると発言しています。）
旧劇場版ではゲンドウに対して愛と復讐入り乱れる感情で銃を向けますが、母（カスパー）に拒絶され最期はゲンドウによって射殺されます。
「嘘つき…。」
因みにネコ好きで愛煙家でもあります。
新劇場版ではゲンドウとは只の部下と上司の関係で、原作では嫉妬の対象であったレイにも終始世話を焼く等関係性は良好です。
②数少ないゲンドウの理解者
次は「冬月コウゾウ」です。ネルフの副指令としてゲンドウを支えており、数少ない彼の理解者でありただ一人目的を知る人物でもあります。趣味は将棋。
元々は京都大学の教授を務めており、学生であったゲンドウとユイと出会います。当初ユイに対して好意を抱いておりゲンドウには嫌悪感を抱いていましたが、セカンドインパクト後に南極でゲンドウと再会し共に行動するようになります。
当初はセカンドインパクトの真実（ゼーレの暗躍等）を世間に公表しようとしますがエヴァの存在を知らされ、後にユイが消失してからは彼女と再会するためにゲンドウと共に「人類補完計画」を進めていきます。所謂「同志」というもので、行動は共にするものの意見の相違は度々あり、ゲンドウの指示に度々苦言を呈する場面があります。
原作版は終始ゲンドウのサポートに徹していましたが、旧劇場版ではゲンドウ不在時には司令官として手腕を振るい、壊滅寸前の本部の状況を的確に把握していました。（視聴者に説明していたとも）最後は補完計画が実施されユイ（幻）と再会、補完されていきました。
「碇…お前もユイ君に逢えたのか。」
新劇場版でもゲンドウのサポート役として登場。原作では殆ど無かったシンジとの絡み（役割は酷ですが）もあるなど違う一面も見せます。
③三重スパイ
最後は「加持リョウジ」です。ネルフの特殊監査部所属の諜報員で、初登場はアスカの保護観察役兼ゲンドウに「アダム」を届ける役割として登場します。
別世界では賞金稼ぎとして宇宙を駆け巡っています。
その後はネルフ極東本部に異動し諜報活動やスイカを育てたりしていますが、実は日本政府内務省のスパイや、ゼーレにゲンドウの監視役としてのスパイも行っており（所謂「三重スパイ」）優秀な反面、かなり危ない橋を渡っていることがわかります。（ゲンドウとはお互いの意図を把握していたみたいです）
ミサト、リツコとは大学生時代からの友人でミサトとは元恋人同士で同棲したこともあります。しかしどこか虚無感があり、女癖が悪く、リツコを始めよくナンパしているようです。
「彼女の寝相の悪さ、直ってる？」
しかしミサトに対しての行動やその虚無感は過去が原因で相手に深入り出来なかったものであることが漫画にて明かされており、アスカに対しては好意を持たれていることを分かりながらも拒絶しています。
作中では「大人の男性」として、主にシンジの成長を促す役割を果たしますが、陰謀の真相を知りデータをミサトに託し、軟禁された冬月を助け出すもののその行動がゼーレに対する裏切り行為として見なされ銃殺されます。
「よう、遅かったじゃないか。」
新劇場版では「破」に登場しますが「Q」では未登場（予告編には出ていましたが、、、）。しかし彼と関係がありそうな人物が登場していることから、生存して「ヴァレ」に所属していることが想像出来ます。
では
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