今回は先日決定したCL準決勝のカードについて書いていきたいと思います。
準決勝カード
パリサンジェルマン(フランス)vsマンチェスターシティ(イングランド)
①いかにチェルシーの守備陣を打ち砕けるか
まずはレアルマドリードvsチェルシーです。マドリーはスーパーリーグ構想の中心であるぺレス会長の周りが騒がしいですが、ピッチ内でも相次ぐ離脱者の多さに悩まされています。
セルヒオ・ラモス、ルーカス・バスケス、メンディ、バルベルデの欠場は決定、クロースも微妙であるということです。一方、カルバハル、アザールが復帰し、スコアラーのベンゼマが好調を維持しておりヴィニシウスもついに覚醒しそうであるとプラス要素もあります。
対するチェルシーはトゥヘル政権下で敗北したのは、退場者が出たWBA戦、2点のアドバンテージを得たポルト戦の2ndレグのみと、抜群の安定感を誇っています。
試合のキーポイントは「両チームの守備陣を打ち砕けるか」です。完成度が高い5バックを使うチェルシーに対してマドリーがどういう戦術を採用するのが注目です。一方チェルシーもカウンターでいかに相手右サイドに良質なボールを送り込めるかが勝負であると思います。カルバハルはともかくミリトンは裏のケアを怠りがちでこのレベルでは弱点になり得るので注視して来たいポイントです。
キーマンとしてはマドリーは攻撃を司るモドリッチ、チェルシーは左ウイングを務めるヴェルナーやプリシッチであると予想されます。
②個vsチーム
そしてパリサンジェルマンvsマンチェスターシティです。リーグは変われどポチェッティーノ監督vsグアルディオラ監督が再び再現されました。
パリはエンバぺが負傷するもこの大一番では間に合う見込みで、シティはトッテナムとのリーグ杯を制覇し3冠に向けて大きな弾みになりました。
試合のキーポイントは「個vsチーム」です。攻撃ではエンバぺ、ネイマール、守備ではマルキーニョス、ナバスを要しているパリは、バイエルンと同様シンプルな堅守速攻から入ると思われます。特に相手左サイドはやや守備が心もとないのでエンバぺの起用所がカギになるでしょう。
一方シティはいかに「平常運転が出来るか」にかかっていると思います。選手のクオリティは勿論のこと今季採用された「カンセロロール」も効果は抜群です。しかしグアルディオラ監督はチャンピオンズリーグ特有のプレッシャーからか、らしくない慎重な采配で逆に自らを追い込んでいる感はあります。ドルトムント戦でも危ない場面が目立っていました。現在プレミアリーグで首位を走っているように戦術、選手の行っているプレーのクオリティは間違いなく欧州トップレベルなのでいかに平常心で挑めるか、監督の采配に注目していきたいです。
チャンピオンズリーグ準決勝は準々決勝と違い手堅い試合が多いですが、チームを通常運転させたチームが勝ち進むイメージが強いです。試合前までのマネジメントを含めても注目していきたいカードです。
では
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