今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン 冬の移籍まとめと後半戦展望について書いていきたいと思います。
1回目は「チェルシー」です。
主な加入選手
エンソ(←ベンフィカ)
ムドリク(←シャフタール)
バディアシル(←モナコ)
マドゥエケ(←PSV)
アンドレイ・サントス(←ヴァスコ)
フォファナ(←モルデ)
フェリックス(←アトレティコ)
主な放出選手
予想布陣
①史上最高の3億€超を投下
前半戦まさかの10位に低迷、さらに攻守の連動性も著しく落ちチームとしての一体感も無くなった感があり非常に難しい時期を過ごしているチェルシーですが冬の移籍市場では大暴れ。
バディアシル(モナコ)を3800万£を皮切りにフェリックス(アトレティコ)をローン代1100万€で獲得。さらにマドゥエケ、アンドレイ・サントス、フォファナなど若手有望株を次々と獲得すると、アーセナルとの争奪戦を制しムドリク(シャフタール)を7000万€で獲得。
さらにトドメにと言わんばかりにW杯でも活躍したエンソ(ベンフィカ)を破格とも言える1億2100万€で獲得。
最終的に冬の移籍市場としては史上最高の3億€超を投下。正に歴史的な冬を過ごしたと言えます。
②若手に賭ける補強戦略
ただそれは金満クラブにありがちな手当たり次第の補強では無く、若手に対して長期間の契約(6~8年)を結ぶ補強戦略を取っており、
・契約期間を長くすることにより年単位でかかるコストを分散させている。(FFP対策)
・長期契約による短期間契約にありがちな年俸高騰を抑える。
・契約切れ目前には20代中盤~後半となっており、もし手放すとしても選手は全盛期に入っている為高額の移籍金が期待出来る。
等確かな狙いがあります。
しかし年を追うごとにコストが積み重なるので年々使える資金が減ることや、怪我やチームへの馴染み具合で市場価格が急落する可能性もあり、特にエンソ、ムドリクに関しては評価額の倍以上の金額で獲得しているので、上記の狙いに関しては大きなリスクを伴っていると言えます。(エンソに限ってはこれ以上の金額での売却は不可能であると思っています。)
今の所似たような補強戦略を取っているメガクラブは無いので評価は3~4年後になりそうですが、現時点では不安の方が大きいと言えるでしょう。
③まずどのようなサッカーを行うか
ただ何よりもまずポッター監督がどのようなサッカーを行うかが重要で、早急に新加入選手を取り入れた布陣を整える必要性があります。
特にコントロールタワーであったジョルジーニョを放出した為、戦い方そのものを変えざるを得ない可能性が高く、今後はより縦に速いサッカーが見られるのかも知れません。
移籍市場が締まった直後のフルハム戦では4-3-3で早速エンソ、ムドリクを先発出場。前者はまずまずのプレーを披露し、後者はイマイチだったもののやはりポテンシャルが凄まじい事を感じさせました。既にチームに馴染んでいるバディアシルや、出場停止から復帰するフェリックスも含めて今後の起用が注目されます。
個人的には4-2-3-1での右肩上がりのビルドアップが、タレントを上手く生かせるかと思います。(上述した図です。)
2月後半からはザカリア、そしてカンテも復帰予定で戦力が戻ってきているチェルシー。選手の飽和は大いに気になる所ですが今後の戦いにも注目していきたいです。
では
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