バンプレストオリジナル～AOSアップデートにより本作最強の戦艦に～【スパロボ】

今回は「スーパーロボット大戦30」の「バンプレストオリジナル」について書いていきます。

①ややバリエーションが物足りない

今作にのバンプレストオリジナルはDLCで多くの機体が登場する為、やや機体数などは抑えめになっている印象があります。ただ気になったのはそのバリエーションで、これまで後継機はほぼ別機体とも言える程変わっていたものの、今回はベースはそのままで追加装備が加えられたぐらいで、物足りなさは否めません。

さらに敵ユニットもクリア前までにメインで登場するのはカールレウムぐらいで、後は似通った量産機が大量に出るぐらい。クリア後には特徴的な機体が多くなるもののやや手抜き感は感じます。

ただ登場作品のクロスオーバーがメインになっているシリーズなので余りオリジナルを目立たせることが出来ないのは確かで、結果的には上手く出過ぎずいい塩梅で物語に絡んでいると思います。

②AOSアップデートにより本作最強の戦艦に

ゲーム内で使用できる機体（パイロット）は

・ヒュッケバイン30th（主人公）

・ヒュッケバイン30（主人公）（副主人公）※隠し

・グラヴァリン（カールレウム）※クリア後

・ドライストレーガー（ミツバ＆レイノルド＆リアン）

となっていますが、特徴的なのはドライストレーガーです。

本作の母艦となる機体ですが改造以外にAOSアップデートで機体を強化することが出来、機体性能や武器性能だけではなく、得られる経験値や資金、さらにオーダーや他機体の強化を行うことが出来ます。

その分初期能力は心もとない為（特に移動面）、早急にアップデートを行う必要性が生じ、序盤はメイヴィーのサブオーダー「研究班の興味（ミッション終了時に敵撃墜数x5のMxPを入手する）」のセットが不可欠となってくるでしょう。

ただ最後まで強化すれば弱点が移動後の武器ぐらい（ヒット＆アウェイでカバー出来ます。）の本作最強の戦艦となり、攻守共に核になるユニットになります。

因みにヒュッケバイン30thは移動後の武器と燃費さえ気を付ければ最後まで使える優秀なユニットとなっています。

③立ち位置が二転三転

そしてメインの敵ユニットは

・グラヴァリン（カールレウム）

・アルティム・フィーニ（クエスター）’（カールレウム）

・フロスデウス（サイクラミノス）※クリア後

となっていますが、ストーリーに頻繁に関わるのはカールレウム。ミツバに対して強い興味を持ち、度々彼女に対して思考実験の問題を出題。その答えを「先生」と師父達が討議を繰り返すことで主人公や自身の運命を決める役割を持っています。

その為プレーヤーの選択次第で立ち位置が二転三転するキャラであり、敵から味方になったかと思えば土壇場で味方と敵対する等中々読めない所も。自身の出生や役割を考えれば納得こそは出来るものの、その手のひら返しの多さには少々呆れます。

そして真のラスボスであるサイクラミノスは底力L9、3回行動、極、気力＋ボーナス、気力限界突破EX、プレッシャーL4と文句なしのラインナップ。最大最強の敵としてプレーヤーに立ちふさがります。

前作「T」で「V」「X」の主人公が登場（エキスパンションパック）した為、次回作での登場も期待出来、どのような役割で登場するのか楽しみです。

では

きちのうすめ雑記