重戦機エルガイム～猛威を振るう長距離射撃～【スパロボ】

今回は「スーパーロボット大戦30」の「重戦機エルガイム」について書いていきます。

①ペンタゴナワールドを見事に再現

本作は「第4次スーパーロボット大戦」「F、F完結編」「GC（XO）」等に登場しており、15年ぶりの参戦となっています。

「第4次」「F」等は序盤戦に登場しており、敵の「ビームコート」でのダメージ軽減＆シールド防御未表示での強さがあった一方、味方キャラの使い勝手がイマイチで「F完結編」ではバッシュ＆ギャブレーが最強だったことも。

それでも今作では機体自体の強化や差別化が目立ち、エルガイム＆エルガイムMk-IIが主力ユニットとして十分運用可能。さらにスヴェートが火星に、サートスターが地球圏に転移したという展開にすることでペンタゴナワールドを見事に再現。

キャラも13人衆のハンスがシリーズ初登場。テッド、リィリィ、バーンが「第4次」ぶりの参戦と懐かしい要素が満載で、ストーリーを盛り上げてくれます。

またレッシィに関しては参戦時に前半の姿（パイロット時）と後半の姿（ホエールの艦長時）を選ぶことが出来る等、ファンが喜ぶ小ネタも充実しています。

②猛威を振るう長距離射撃

ゲーム内で使用できる機体（パイロット）は

・エルガイム（ダバ＆リリス）（アム）

・ヌーベル・ディザード（レッシィ）

・アシュラ・テンプル（ギャブレー）

・カルバリー・テンプル（オリビー）※隠し

・オージェ（ネイ）※隠し

となっていますが、強力なのはエルガイムMk-Ⅱ。

第4次やFではややMAP兵器が強力なユニットに留まっていたものの本作では「バスターランチャー最大出力」が追加されており、通常戦闘でもその猛威を振るう長距離射撃で大活躍出来るユニットとなっています。

ただ前ユニットであるエルガイムは近距離攻撃に特長がある為、育成方法に気を付けなくてはいけない部分があり、さらにエルガイムMk-Ⅱ以外一線級で使えるのがアシュラ・テンプルぐらいで機体の取り合いになりがちなのが難点な所です。

③やや見掛け倒し感が

そしてメインの敵ユニットは

・バッシュ（ギャブレー）（アントン）（ヘッケラー）

・グルーン（リィリィ）

・カルバリー・テンプル（リョクレイ）（ハンス）

・アトールV（マクトミン）

・アシュラ・テンプル（ギャブレー）（バーン）

・オージェ（ネイ）

・オージ（アマンダラ）

・サージェ・オーパス（ギワザ）

が登場しますが、本作ではビームコート（ツインメリットコーティング）の脅威は少なく、バスターランチャーに気を付ける程度となっています。

しかし大ボスであるオージは流石と言える強さを誇り、被ダメージを0.1倍にする「バイオリレーションシステム」で容赦なく襲い掛かってきますが、イベントで消失する為やや見掛け倒し感はあります。

「私の選んだ若者が…そろって私に刃向かうと言うのか！？」

ただアマンダラの「フルカウンター」＆「2回行動」は驚異的で、生半可なユニットが近づくとMAP兵器のスロウランサーで返り討ちにされる為、細心の注意は必要になってくきます。

長らく登場しておらず、さらに掘り下げもしやすい作品となっているので次回作の登場も期待されます。特に「ブラッドテンプル」の登場、楽しみにしています。

では

きちのうすめ雑記