※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「エドガー・ロニ・フィガロ」について書いていきたいと思います。
①フィガロ城の若き王
砂漠の国フィガロを治める若き国王で、マッシュ双子の兄です。
一国の王ではありますがジョブは機械に精通するマシーナリーで、城自体が機械仕掛けで砂漠を潜って地中を突き進むことが出来ます。
軟派でキザな性格で、老女や幼女(城内現定)も例外なくナンパを仕掛ける等節操が無いイメージがあるものの、ティナ、セリスで悉く失敗しており、目に見えて成功している描写が少ない為軽薄なイメージは薄いです。(女性に対する憧れが非常に強いという裏事情もあります。)
「女性がいるのに口説かない。そんな失礼な事ができると思うかね?」
むしろ国民や弟、仲間を大切にして行動をしていることから、作中屈指の人格者としての印象が強いです。(仲間同士の橋渡し役や縁の下の力持ち描写が多いです。)
「帝国は悪だ。だがそこにいた者全てが悪ではない。」
またリーダーとしても優秀で、表向きは帝国との同盟を組みながらもリターナーへ参加し保険を掛けて置く等、抜け目がない部分も見受けられます。
②国と弟を想う
作中ではナルシェから脱出したロック、ティナを保護。ケフカが城に火を放つという強硬手段を取ったことで本格的にリターナーに参加することになります。
道中でマッシュと出会いフィガロ城に帰った際には過去を懐かしむ場面も見受けられます。またマッシュの決断の背中を押したコイン(両方とも表のイカサマ仕様)はセッツァーを説得する際にも使われており、使用時には彼が反応する描写があります。
世界崩壊後は地中から浮上できなくなったフィガロ城を救う為に盗賊団のリーダージェフとして行動。城を蝕む触手との戦いにおいて正体を現しパーティーに加入します。
「何ボケっと突っ立っている!!セリス!!手伝ってくれよ!」
ゲーム中で必ず仲間になるキャラであり、(他はセリス、セッツァー)崩壊前、崩壊後どちらも早期に加入するので物語を通して最も活躍するキャラと言えます。(ティナは離脱期間が長く、ロックは崩壊後の加入が遅い傾向にあります。)
③圧倒的な性能を誇る機械
戦闘では騎士剣や槍、重装備も出来優秀な前線のアタッカーとして運用できますが、何よりオリジナルコマンドきかいが圧倒的な性能を誇っている為、序盤からパーティーの核として活躍します。
・加入から威力が高い全体攻撃のオートボウガン
・追加効果が何かと有用なバイオブラスト、ブラストボイス
・威力が高く敵の選択が出来るドリル、かいてんのこぎり
・全体攻撃&魔法攻撃のサンビーム
・縛りプレイ等で絶大な効力を発揮するウィークメーカー
・警告メッセージが特徴的なエアアンカー「動いたら死ぬぞ!」
とそれぞれ非常に有用で最後まで使っていけます。しかも一度手に入れたら何度でも使える&必中、モノによっては防御無視等破格の性能を誇っており、更にSFC版ではバグにより最強の防具と化します。
その為最初から最後まで一線級で使えるキャラで、特にRPG初心者の方にとってはかなり助かるキャラです。(実際私は無印プレイ時マッシュを使いこなせなかったので、エドガーがパーティーの軸となっていました。)
序盤に加入するNPC強キャラがそのまま仲間になったような性能を誇るエドガー。パーティーに常に入れておきたいキャラですね。
では
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