※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「狡噛慎也」について書いていきます。
①強靭な肉体と強い執念
厚生省公安局刑事課一係執行官で、コールサインは「ハウンド3」。
別世界では兄を追う格闘家としてモビルファイターに乗っています。
冷徹かつ厳格で無愛想ですが内面には正義感と良識も持ち合わせている人物で、勘の鋭さと高い洞察力からいち早く事件の真相に気付くことが多い捜査官としては非常に優秀な人物です。しかし事件となると猟犬のような強い執念を持ち臨み、その姿勢は周りから畏怖される程です。
「強い武器を扱うなら、それに相応しくタフでないといけない」という考えを持ち、自宅にはトレーニング機器が多々設置され日々鍛え続けています。また格闘技にも造詣が深く、キックボクシング、レスリングに合わせてシラット(東南アジアの伝統的な武術)も取り入れ、ドミネーター無しでも相当な実力を誇っています。
また推理力、第六感、瞬間的な判断力も持ち合わせ迅速に対応しますが、同期の宜野座からは即断的に見えるのか度々対立しています。
「オリジナリティ。こんな手間を掛けた殺しなのに、犯人の主張が薄い。少なくとも俺には感じられない」
因みに喫煙者で、吸っている銘柄は「SPINEL」。自分のデスクに煙草のカートンが詰まれていることから相当な愛煙家であることが分かります。
朱に対しては当初は信頼を寄せていない様子でしたが、彼女の成長を目の当たりにし次第に頼れる存在に。最後は彼女を刑事として認めるも、異なる道を歩むことになります。
「あいつは、信念を持ってる。デカっていうのはどういう仕事なのか、直感的に理解してる。世の中に本当に必要なのは、ああいうタイプだと思う。」
②後悔と自分への激しい怒り
元々はエリート監視官で、職務に忠実な真面目で熱血漢的な性格をしていました。しかし部下の佐々山が標本事件の捜査中に殺されてしまったことで犯罪係数が上昇、さらにセラピーも受けずに捜査続行を優先したことで執行官へ降格することになります。(命令を無視した佐々山を止められなかったことや、彼が命を懸けて守った桐野瞳子を保護できなかったことによる後悔と自分への激しい怒りが直接的な原因となったようです。)
「怒らないさ。俺が怒るとすれば、その対象は自分自身以外あり得ない。あの事件、藤間幸三郎の背後で糸を引いていた黒幕に、俺はかすることすら出来なかった。」
その為事件の原因となった槙島聖護に対して異常な程の執着心を見せ、宜野座に窘められるものの(当時は槙島聖護はいるかどうかも不明な存在でした。)、その執念が身を結び王陵璃華子事件をきっかけに槙島と対峙することになります。
その後幾度となく槙島が仕掛ける犯罪を解決しつつ追っていくと、遂にノナタワーにて初めて対峙することに。格闘戦では敗北を喫するも、朱の活躍で槙島を逮捕することに成功します。
③刑事を捨てた戦い
しかし槙島は脱走し、自身も捜査班から外され上層部の思惑から不当に殺処分されそうになりますが、一係の機転と協力によって公安局から抜け出し、単独で槙島を追うことになります。
「今ここで諦めても、いずれ俺は槙島聖護を見逃した自分を許せなくなる。そんなのはまっぴらだ」
最終的にはバイオテロを狙っている槙島の居場所を突き止め再び対峙。彼に重傷を負わせ追い詰め彼にリボルバーの銃口を突き付けることに。満足した槙島を背後から狙い射殺、逃亡犯となります。
「……いいや、もう二度と御免だね。」
刑事を捨てた戦いに挑み、復讐を果たした彼は潜伏した船室に。
今後彼はどのような運命を辿り、そして朱と再会する事になるのでしょうか。
では
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