ヨーロッパリーグ初制覇を目指すバルセロナ。しかし相手はセリエA最少失点のナポリで、ホームでいかにその堅守を崩すのかが注目です。
両チームのスタメン&結果
前半
バルセロナはインサイドハーフが上がる守備4-4-2の4-3-3、対するナポリは守備4-4-2の4-2-3-1を採用していました。
試合はバルセロナがハイプレスとカウンタープレスでナポリ守備陣を押し込む展開になりますが、オーバメヤンが作った決定機もフェラン・トーレスが決めきれずにいると、エリック・ガルシアの裏を突いたナポリのコンビネーションからジエリンスキが決め先制します。
追いつきたいバルセロナですが、アンカーに入っているデ・ヨングが動き過ぎてポジションバランスが崩れ、ニコがバランスを取ってしまった為トラオレのサポートが無く、左はフェラン・トーレスとアルバのポジション取りが上手くいっていないのか幅が取れておらず得点には至らず前半を終えます。
後半
後半も同様バルセロナがボールを保持する展開になりトラオレの突破を中心に仕掛けていきますが、トラオレのクロスがジェズスの手に当たっていたとしてPKを獲得。フェラン・トーレスが決めてバルセロナが同点に追いつきます。
その後デンべレ、ブスケッツを投入し攻勢に出ますが、中央を固めるナポリ相手には効果的な縦パスは入らず、ナポリもメルテンス、デンメ、ウナスを投入し打開を試みますがバルセロナのカウンタープレスに苦しみ勝ち越し点は奪えず、バルセロナの切り札ルーク・デ・ヨングも不発で試合終了。バルセロナはホームで痛い引き分けを喫しました。
総評
バルセロナは数ある決定機をモノにできずにドローと悔しい結果となりましたがビルドアップ面で機能していなかったのも確かで、特にアンカーに入ったフレンキー・デ・ヨングは「動き過ぎ」でポジションバランスを大きく崩してしまいました。
レギュラーであるブスケッツは最小限の運動量でポジショニングを調整するバランサーであることに対してデ・ヨングは自身でボールを運ぶことが出来る選手です。問題はブスケッツの役割をデ・ヨングに求めてしまったことで、同じ役割が出来るニコを何故アンカーとして使わなかったのかは疑問です。あとエリック・ガルシアはこの試合も裏ケアのミスで失点を呼ぶことに。そろそろ身に着けて欲しい所ですが、、、。
反面オーバメヤンは前線のプレスやサイドに流れてのチャンスメイクとチームにフィットした動きを披露。今後も期待出来る初先発でした。
一方ナポリは中央を徹底的に締める守備でバルセロナの攻撃を悉く防いでいました。特にアンギサはバルセロナの縦パスを悉くカット、攻守の切り替えも強度があり防波堤として抜群の存在感を放っていました。それだけに負傷の程度が気になる所です。
しかし悔やまれるのはビルドアップ面で、最後までバルセロナの前線の守備を無効化する修正は行われずカウンター頼みに。ただドローでホームを迎えられたのは大きく、2ndレグに向けて大きな希望を残しました。
選手の適材適所を間違えてしまったバルセロナ。このドローが致命的なこととならなければいいですが、、、。
では
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