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名選手の名将への挑戦 ジェノア シェフチェンコ監督~クラブの新たなる「旗手」として~【サッカー】

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今回は名選手の名監督への挑戦をテーマに書いていきたいと思います。2回目はジェノアアンドリー・シェフチェンコ監督です。

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Getty Images

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①ユーロでの印象的な指揮

ACミラン、そしてウクライナ代表で一時代を築いた「レジェンド」シェフチェンコ監督は2016年にウクライナ代表監督に就任。2018年のW杯予選では予選敗退を喫しますが、ポルトガルセルビアと同居するユーロ2020の予選を首位突破。

そして迎えた本選では3位ながらもグループリーグを突破、決勝トーナメントに進出し準々決勝まで駒を進めました。惜しくもイングランドには敗れたもののその手腕は各方面から評価され、契約満了にて退団後には次の所属先が注目されました。

 

②お互いの思惑が一致

そして約半年の空白を経て彼が選んだのはかつて活躍したセリエAジェノアでした。

ジェノアは先日2003年からクラブを率いたプレツィオージ会長が、クラブをアメリカの777パートナーズに経営権を譲渡。新オーナーの元、良いスタートを切ろうとしていましたが当のクラブの成績は12試合を終えて1勝6分5敗で17位と降格圏に足を突っ込んでいました。そしてクラブは当時のバッラルディーニ監督を解任。

新たな旗手を探していたクラブは元ユベントス監督のピルロ監督が後任候補となっていましたが急転直下でシェフチェンコ監督招集に舵を切り、11月10日就任が発表されました。

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噂されていたACミランへの就任は、ピオリ監督が好成績を残していることで先日契約を延長。そして少しでもクラブチームでの指導歴が欲しい(クラブチームの指揮は今回初挑戦です。)シェフチェンコ監督側、そして新たなる「旗手」を探していたクラブ側、お互いの思惑が一致した形となりました。

 

③現代サッカーに適応した手堅いスタイル

ただここまで1分3敗、しかも無得点と上位クラブ(ローマ、ユベントス、そして古巣ACミラン)との戦いもありながら結果を残しているとは言い難いです。

そのスタイルは3バックでビルドアップを行い、デザインされたプレスで相手を追い込む現代サッカーのスタイルで、ウクライナ代表でも用いられた手堅いとも言えるものです。ただビルドアップは個の質もありミスも多く度々カウンターを受け、プレスも連動しきっているとは言い難くかなり組織作りに手間取っている印象があります。

またマジエッロがレギュラーに復帰、そしてビアンキの抜擢など多少の変化はあったもののスカッドは近年の強化戦略の不透明さ(大量放出&大量補強を移籍期限ギリギリで毎年毎冬行う)もあり実戦経験や試合勘の鈍った選手も多く、ほぼ「1から」組織を作り直すことになります。冬に恐らく大幅な選手の入れ替えはあるとは思いますがそれまでにチームの「センターライン」だけでも定めておきたい所です。

 

かつて愛したクラブでは無く別クラブの再建の「旗手」として迎え入れられたシェフチェンコ監督。その采配、そして行く末を今後も見守っていきたいと思います。

 

では

 

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