きちのうすめ雑記

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ポルトvsアトレティコマドリード~明暗を分けた退場~【サッカー】

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最終節までもつれ込んだグループB。勝つしかないアトレティコが堅守を誇るポルトを崩せるかが注目です。

kichitan.hatenablog.com

 

ということで先日行われたポルトvsアトレティコマドリードの感想です。

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Getty Images

両チームのスタメン&結果

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前半

ポルトは守備4-4-2でボランチの一角を落としてビルドアップをするスタイル、対するアトレティコは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。

試合はポルトがボールを保持する形になり、余り布陣を崩さずシンプルに中盤の数的優位を生かすスタイルで、本職のセンターバックがエルモソのみのアトレティコ守備陣に襲い掛かります。しかし崩しの中心のルイス・ディアスが組織的に消され、オブラクのセーブや3バックの奮闘で得点を挙げられずにいます。

ただアトレティコスアレスが怪我でクーニャと交代、そしてビルドアップはポルトのカウンタープレスと同サイド圧縮の守備に阻まれて、上手く攻撃の型を作れません。

スコアレスのまま前半を終えます。

 

後半

後半もポルトがボールを保持する展開になり決定機を作っていきますがオブラクの再三素晴らしいセーブでゴールを割らせないと、コーナーキックが抜けた所にグリーズマンが合わせアトレティコが待望の先制点を挙げます。

反撃に転じたいポルトですが3ボランチを揺さぶれず縦に急ぐ傾向に。かなり難しい状況になりますが、カラスコが報復行為で一発退場。アトレティコが一人少ない状態になりますが、その直後交代で入ったウェンデウがまさかの一発退場。厳しい判定ながら同数になってしまいます。

その後10人になったポルトは4人を一気に交代するも連携が取れず攻撃が停滞すると、ロディ、コレアを投入したアトレティコは終了間際グリーズマンとコレアのコンビで1点を追加すると、更にデ・パウルがカウンターから追加点。ポルトは終了直前のPKで1点を返すので精一杯でそのまま試合終了。アトレティコが決勝トーナメント進出を決めました。

 

総評

ポルトはウェンデウの退場が非常に痛かったです。お互い10人になった場合、一番苦しいのは攻撃する側で、守備する方は前線を削っておけば何とかなるのに対して攻撃はリスクを取る為、バランスが非常に取りにくいです。その意味ではこの退場でポルトの運命は決まっていたのかも知れません。ただ5バックの崩しのボランチの揺さぶりが出来ていなかったのは事実で、ポルトがより上に行くためには固められた際の崩しの原則を落とし込むことが必要になってくるでしょう。

一方アトレティコは勝利したものの内容は褒めるものでは無いです。急造となった3バックは不安視されていた守備よりもビルドアップで引っ掛かりポルトのショートカウンタを度々許していました。さらに余裕の無い状況でのパスも多く、ビルドアップの型の少なさが露呈。3バックで臨んで本当に良かった試合だったと思います。

そんな中の守護神オブラクの圧巻のパフォーマンス、彼の存在は本当に大きいですね。

 

何とか突破を決めたアトレティコですが問題はまだまだ散見しています。冬の移籍市場も含めて今後の動きを引き続き注視していきたいと思います。

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では

 

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