※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ナーディア・レイン」について書いていきたいと思います。
①「なーちゃん」「すーちゃん」
スウェンと同じく暗殺組織に属していたピンク髪のツインテールが特徴の少女で、下位戦闘員として小アルカナの「ソードの9(ナイン・オブ・ソーズ)」の名を与えられています。
常に眠たそうな顔をしており、口調も緊張感のない、間延びした話し方で、自身を「なーちゃん」、スウェンを「すーちゃん」と呼んでいます。
しかし情報収集、戦況分析、演技、潜入等暗殺に必要な能力はいずれも秀でており、特にその風貌を生かした演技力、話術は特筆すべきものがあります。作中では帝都でミリアム達に接触した際にその片鱗を見せました。
またややお人好しな部分が見えるスウェンに比べて警戒心を怠ることがなく、中々人を信じない傾向にあります。(ただ一度警戒を解けば驚くほど無警戒になります。)
スウェンとは仕事上のパートナーでありますが、彼と離れると不安定になったり彼に悪意を向ける人物に対して容赦のない行動を取る等、密かに想っている節があります。(本人はまるで気付いていませんが、、、。)
「よかった、すーちゃん・・・ちゃんとまた会えて。」
因みに常に眠そうなのは兄を失った際に不眠症になり、その反動が来ているとのことです。
②「仲間」として彼らを見る
初登場は「創」で、スウェンと共に組織から抜け出し追手から逃げ出す日々で「C」とラピスに出会い共に行動することになります。
早々に馴染んできたスウェンと違い、表面上での付き合いは良かったものの中々心を開きませんでした(帝都ではラピスをダシに使った場面も)が、ローゼンベルク工房や拘置所での戦いを通して「仲間」として彼らを見ることになっていきます。
「ラーちゃんかわいい~♪」
そしてロイドやリィンの合流後も「逆しまのバベル」攻略戦に参加し、ルーファス救出時にも同行します。
エンディング後は自身が名付けた「新生帝国ピクニック隊」で旅に出ています。
最後までスウェン「離れ」は出来なかったものの、確かな人間性を持つことが出来、今後周りとの関係が気になるキャラとなっています。
③恐ろしき「クマ男爵」
主に短剣と鋼糸、そして暗器が多く搭載されている「クマ男爵」を用いたややトリッキーな戦闘を得意としていますが、素の攻撃力は物足りないです。駆動解除の魔法攻撃「ネメシスピアス」、即死付与でダメージの高い「テディ・スレッド」、自身は対象外ながら範囲回復の「元気注入!」とクラフトもある程度は揃っていますが、何か物足りない部分はあります。
しかしアーツ使いとなると話は別で、オーダー「ファンシースペル」と専用装備「クマ男爵7号」を使用した高速詠唱は他キャラではトヴァルしか出来ない芸当で、アーツ要員としてはかなり有用です。クラフトはあくまで崩し用としての手段と割り切って、アーツを強化するのが彼女の最適解であると考えられます。
新作「黎の軌跡」での登場は無いとは思いますが、後作では人として成長した彼女を見れることを期待しています。
では
|
|