※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「エリオット・クレイグ」について書いていきたいと思います。
①心優しき少年
トールズ士官学院に新設された「特科クラスⅦ組」の一員で、紅茶色の髪を持つ優しげな風貌の少年です。
その見た目の通り心優しい性格で、その見た目も相まって近所のお姉さんに絶大な人気を誇っていましたが本人は気にしているようです。
父は帝国正規軍に務める猛将オーラフ・クレイグ中将ですが、亡き母の影響で姉と共に音楽の道を志していましたが父親の反対でトールズ士官学校に入学することになりました。因みに父、姉共にエリオットを溺愛しており一行を唖然とさせます。
父とは違い武術にはからっきしで、適性がある試験段階の武器「汎用魔導杖」を使用して実習に臨むこととなります。ただ音楽のことになると人が変わったようなスパルタぶりや無言の圧力もあり、その辺は父親譲りとも言えます。
Ⅶ組の中ではガイウスと同様リィンと最も仲の良い友達で、作品が変われどその友情は変わっていません。
「えへへ...だって、信じていたから。」
②音楽への道
初登場は「閃」で、希望通り吹奏楽部に入りヴァイオリンを担当します。
作中では士官学校入学の経緯を仲間に話し、主にラウラとフィーの和解の助けになります。また学園祭で音楽を教える際に鬼教官ぶりを発揮させます。
「閃Ⅱ」ではマキアスやフィーと共にケルディック近郊の農場に潜伏、ガレリア要塞で父オーラフと協力することに成功し、音楽の道に進むことを許されます。内戦後は士官学院を1年で卒業し、帝都の音楽院に編入します。
そして「閃Ⅲ」では念願のプロデビューを果たし、帝国各地で巡業を行っています。サザーラント州で演習を行っていた第II分校が襲撃された際に救援に駆けつけリィンと再会、同行することになります。
リィンが攫われた「閃Ⅳ」では意気消沈していましたが新VII組に𠮟咤され、リィンを取り戻すべく行動。ドレッグノール要塞では教官であったナイトハルト、オーラフと対峙するも仲間と共に乗り越え、クロスベルでは練習公演の監督を務めることになります。
「創」では演奏家の仕事をしつつ聖アストライア女学院の臨時教官を務める等、音楽の普及に奔走しています。リィンルートの帝国調査で共闘することになりパーティーインします。
③優秀な魔法ディフェンダー
戦闘では魔導杖でのアーツ攻撃を得意としており、能力もアーツに特化しています。
しかし攻撃面に長けているエマと違い、エリオットは「守り」に長けており、守備力アップとHP回復効果を持つ「レゾナンスビート」、HP回復+状態異常・能力低下解除する「ホーリーソング」を軸としたサポートが主になります。
攻撃では序盤に役に立つ「ブルーララバイ」、悪夢を付与する「ノクターンベル」がありますが決め手になりきれず、バランスダウン効果がある「ディフェクター」での補助の方が使い易かったりします。優秀な「魔法ディフェンダー」であると言えます。
「創」ではレゾナンスビートは無くなったものの、オーダーの「サフィールシンフォニー」は被ダメージを押さえる効果があり同じような運用をすることが出来ます。
新作「黎の軌跡」での登場は難しいもののどこかで演奏している姿に出会えるかもしれませんね。
では
英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
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