今回は東京五輪野球決勝vsアメリカ戦について書いていきます。
日本 2-0 アメリカ
①豪快な一発
日本先発は森下投手。気になる立ち上がりを三者凡退に抑えるとその後も安定した投球を披露。これ以上ない立ち上がりを見せ序盤を終えます。対するアメリカ先発のマルティネス投手も日本打者はある程度把握しているのもあるのか凡打を積み重ねていきます。しかし試合が動いたのは3回裏、村上選手が豪快な一発を放ち日本が待望の先制点を挙げます。
その後4回にも満塁のチャンスを作るも菊池選手が三振で凡退すると、5回森下投手はヒットと死球でピンチを作るもしのぎ切り5回無失点で後続に託します。
②悲願の金メダル
2番手は千賀投手。変化球の落ちが悪いのか上手く見極められ四球と死球でピンチを招きますが2アウト1,2塁のピンチを招くもキャッチャーフライで凌ぎ切ります。
そして3番手の伊藤大投手は1アウトからツーベースを放つも後続をゴロで打ち取り同点にさせません。2点目が欲しい打線ですが7回から変わったライアン投手を攻め2アウト2,3塁のチャンスを作りますが甲斐選手は空振り三振で終わり追加点が取れません。
しかし8回途中から登板した岩崎投手が1イニングをきっちり抑えると、8回山田選手のヒットから坂本選手が送り1アウト2塁のチャンスを作ると吉田選手がセンター前にヒット、さらに相手選手の送球ミスもあり一気に山田選手がホームイン。喉から手が出る程の追加点を挙げると、9回は「守護神」栗林投手が見事にシャットアウトして日本が正式競技では初の金メダルに輝きました。
③日本野球界の歴史に新たな1ぺージを加える
正直戦力差はあり、日本が先勝したことで精神的な優位性はあったと思います。しかし初戦のドミニカ戦でもあったように、日本の選手達はとてつもないプレッシャーとの戦いもあり固い試合運びになりました。
そんな中5連勝での「完全優勝」。そして今まで有力候補でありながら取れそうで取れなかった金メダル、それも自国開催での五輪で獲得したのは日本野球界の歴史に新たな1ぺージを加えたとも言えます。本当に侍ジャパンの皆さまお疲れさまでした。
個人的野手MVPには1番バッター、ポイントゲッター、守備走塁も申し分なかった山田選手、投手では2勝3Sと全ての試合で重要な働きを見せた栗林投手を推したいです。
19年のプレミア12に続き国際大会を制した侍ジャパン。次の国際大会はいつになるかは不明ですが(2023年にプレミア12かWBCが開催されそうです。)この経験を生かして今後の活躍も期待出来ると思います。
では
侍の名のもとに ~野球日本代表 侍ジャパンの800日~【Blu-ray】 [ 岸孝之 ]
|
侍ジャパン グッズ レプリカ ユニフォーム/ユニホーム 番号なし アシックス/Asics ホーム SAM2106
|