あっという間に新シーズン突入。毎シーズン始まりを告げるのはプレミアリーグのコミュニティーシールドです。
ということで先日行われたレスターvsマンチェスターシティの感想です。
両チームのスタメン&結果
①スコアレスのまま前半を終える
レスターは守備4-4-2の4-2-3-1を採用、対するシティはインサイドハーフが1列上がる守備4-4-2の4-3-3を採用していました。
レスターは2トップがアンカーに付きながらの迎撃守備を行っておりシティのビルドアップを阻害しようとします。しかしシティは偽サイドバックを使いウイングへのパスコースを作りサイドからの組み立てでボールを保持しますが、レスターの守備のコンパクトさやエドジーのポジショニングの拙さもあり中々チャンスに繋げられません。
一方レスターもGKビルドアップ等でシティのプレスを躱そうとしますが、シティの様々なプレスでビルドアップが阻害されロングボールからのカウンターに頼る他なく、前半終了間際のビックチャンスもステフェンのセーブで防がれ、スコアレスのまま前半を終えます。
②1971年以来のタイトル獲得
後半も同様膠着状態のまま試合は進みますがシティはロドリと新戦力のグリーリッシュを投入します。対するレスターもオルブライトンと新戦力のダカ、スマレ、期待の輪立てデューズバリー・ホールを投入し打開を試みますが優勢に出たのはレスターでした。
ロドリがアンカーに入ったことでフェルナンジーニョがプレーが苦手なライン間に出ることが多くなり攻撃が停滞。マフレズの個人突破に頼る他ない状況に陥ります。
対するレスターは途中出場したイヘアナチョやスマレなどがプレスを強め押し返すことに成功すると、アケへのパスを奪ったイヘアナチョがペナルティエリアで倒されPKを獲得してゴール。試合はそのまま終了、レスターが1971年以来のコミュニティーシールドのタイトルを手にしました。
③開幕が楽しみ
新シーズンもレスターは有力な上位進出候補になりそうです。フォファナが長期離脱になったセンターバックは強化は必要ですがスマレ、ダカのプレーはここまで好印象で、特に中盤は若手のデューズバリー・ホールの台頭もあり質量ともにプレミアリーグ屈指の陣容となっています。移籍の噂があるマディソンが残留すればチャンピオンズリーグ出場権も現実的であると言えます。
一方シティは主力メンバーが出てないこともあって中々攻撃陣の組み合わせに苦労している印象でした。そんな中英国史上最高金額で獲得したグリーリッシュは左ウイングとして途中出場。まずまずのプレーを見せました。そんな中苦しかったのがフェラン・トーレスでゼロトップとしての役割を果たすことが出来ませんでした。反面メンディは偽サイドバックの役割、そして推進力溢れる攻め上がりなどを十分こなしており昨シーズンからの成長を見ることが出来ました。
互いに好材料や反省点が見れた両チーム。チーム強化も含め、1週間後の開幕が楽しみです。
では
|
『ポイント10倍』マンチェスター シティー MCFC ホーム 半袖 レプリカ シャツ
|