※ネタバレ有り
今回はアニメ鬼滅の刃第2期「遊郭編」について書いていきます。
①遊郭
まずは物語の舞台となる「遊郭」についてです。遊郭とは政府が運営・管理する性風俗を扱う場所の事で、日本では大坂の新町遊廓、京都の島原遊廓、江戸の吉原遊廓などが代表的なものとなっています。
鬼滅の刃では吉原遊郭が舞台となっていますが、明治以降遊郭は減少の傾向にあり昭和には実質廃止になりました。(現在でも形や姿を変え存在しています。)
一部子供には見せるものではないという批判も巻き起こりましたが、今では殆ど聞くことがないものの実際に存在していた遊郭の実情、そしてそこで生きる人を少しでも知ることが出来るのはいいことであると思います。
②音柱・宇髄天元
注目キャラはやはり「音柱・宇髄天元」です。パンクファッション風の化粧に他の柱とは一線を画す派手な衣装を纏った人物で、キャラ的には対極にあたる炭治郎達とのやり取りが想像出来ず、楽しみな所です。
また「音柱」というのは基本の炎・水・雷・岩・風では無く派生形に当たるので、どのような能力、そしてどのような戦闘スタイルを行うかはアニメでは今の所わかっておらず、彼の戦闘も注目していきたい所です。
そしてPVでもあった「鬼」であると推測される遊女。彼女の正体は、そして「無限列車編」でその強さを見せた「上弦の鬼」の登場はあるのか、注目です。
③フジテレビ系列の不安
しかし大きな懸念が一つあります。それは今作が「フジテレビ系列」であることです。1期目は「TOKYO MX」での放送で好評を得て、フジテレビが昨年10月放映権を獲得し、2期も引き続き放映権を得ています。これを「横取り」とする向きもありますが引き続き「TOKYO MX」での放送が行われることからその表現は適切でないことがわかります。
ただフジテレビ系列は過去にディズニー映画「アナと雪の女王」でのエンディング改変、そして「約束のネバーランド」ではあろうことか原作を大幅にカット、改変してオリジナルストーリーに仕立て放送した「前科」があります。当時ジャンプの看板漫画の一つであった作品の改悪は多くの不評を受けました。
さらに心配なのはその放送時間。近年多くの人が見るゴールデンタイムではコンプライアンス上の問題で過激な発言、描写が制限されてきました。1期は後出しであった為、元々あった流血シーンなどを流してはいましたが、初めから関われる2期では規制を入れる可能性があります。そして他媒体への規制(Amazon Prime等)もあり得る等、多くの人が見れる一方大きな弊害になり得ます。
個人的には原作を忠実に再現&ブラッシュアップさせたことがアニメ「鬼滅の刃」の最大の魅力の一つであると思いますので、大幅な改変や規制は控えて欲しい所ですが、、、。
色々な意味で楽しみな「遊郭編」。2021年10月予定とのことです。
では
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