今回はサッカー選手のゴールパフォーマンスについて書いていきたいと思います。
今回は「現代」編④です。
①両手でハート
まずはトッテナム所属のベイル選手の「両手でハート」パフォーマンスです。
恋人や家族の為にこのパフォーマンスを行う選手は数多くいますが、個人的にはベイル選手のインパクトが強いです。特にトッテナム~レアルマドリード時代初期の怪物じみたプレーはロナウド、メッシ時代を崩す存在として注目されており、その時の印象が強かったと思います。
面白かったのはベイル選手がそのパフォーマンスに自信の背番号である「11」を組み合わせたマークを商標登録したことにあります。「R10=ロナウジーニョ」「CR7=クリスティアーノ・ロナウド」など背番号を自身の名前を組み合わせたブランドを持つ選手はいますが、将来的にベイルもアパレル界に進出しているかも知れませんね。
②目の負傷を見事に嘲笑う
次はリヴァプール所属のフィルミーノ選手の「目隠しパフォーマンス」です。
多彩なゴールパフォーマンスを見せているフィルミーノ選手ですが、このパフォーマンスは特に印象的でした。2018-2019シーズンのトッテナム戦でフィルミーノ選手はトッテナムのDFヴェルトンゲンと接触した際、相手の指が自身の左目を直撃、出血により途中交代を強いられていました。
安否が心配されましたがフィルミーノは無事復帰。チャンピオンズリーググループリーグのパリサンジェルマン戦で途中出場します。そして同点に追いつかれた後半アディショナルタイムに技ありのゴールで劇的な勝利を挙げます。
決勝点なのでチームメイドが喜びを爆発される中、フィルミーノ選手は左手を目で多い無言で立ち尽くすポーズを披露。イギリス紙は「リバプールのエースがセレブレーションで目の負傷を見事に嘲笑ってみせた」と報じています。
自らの怪我さえもゴールパフォーマンスにしてしまうフィルミーノ選手。超とも言える合理的なプレーをする反面、根はパーティーキャラなんでしょうね。
③自身のルーツ
最後はマンチェスターユナイテッド所属のカバーニ選手の「弓を引く」パフォーマンスです。
今やカバーニ選手の代名詞になっているパフォーマンスですが、その意味は自身のルーツにありました。カバーニ選手の母国ウルグアイではチャルーア族という先住民族がいて彼らは狩人として生活しており弓の名手も多かったらしいです。
カバーニ選手はその断固たる決意や不屈のメンタリティにリスペクトを持ちゴールパフォーマンスをしたとのことです。また彼の娘の名前もチャルーア族に関連しています。
彼のプレーも正にチャルーア族の特長そのもので、34歳となった今もなおトップリーグで激しい守備と泥臭いゴールでチームを勝利に導いています。
では
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