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ジェシー・リンガード~キック精度の高さと走り込みのタイミング~【特集】

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今回はウェストハム所属のジェシー・リンガード選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

リンガード選手はマンチェスターユナイテッドアカデミー出身で、FAユースカップに優勝した後2011年にトップ契約を勝ち取りました。

しかしトップチームでは出場機会に恵まれず、レスターシティバーミンガム、ブライトン、ダービー・カウンティとレンタル移籍を繰り返します。

転機が訪れたのは2015-2016シーズンで、ファン・ハール監督に起用され始めるとラッシュフォード、フォス・メンサーらと共にユナイテッド生え抜き選手の代表格となっていきます。2017‐2018シーズンにはポグバ等と共にチームを牽引し、リーグ戦9ゴールを挙げる活躍を見せ存在感を見せます。

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しかし翌シーズンからはチームのシステム変更やポジション争いが激化(3トップ採用やポグバがトップ下で起用される)すると出場機会が激減。昨シーズンも僅か1ゴールと深刻な不振に陥ります。今シーズンもその状況は変わらずブルーノ・フェルナンデスの好調もありユナイテッドでは居場所はなく、冬にウェストハムにレンタル移籍をします。すると元指揮官であったモイーズ監督の存在もありチームに瞬く間にフィット。驚異的な活躍を見せチームのチャンピオンズリーグ出場権争いに大きく貢献しています。

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①キック精度の高さと走り込みのタイミング

リンガード選手の特長は「キック精度の高さと走り込みのタイミング」です。キック精度が高くバリエーションも豊富です。特にボールをダイレクトに合わせる技術は特筆ものでボレーシュートやワンタッチシュートもお手の物です。

以前は簡単なシュートを外す場面が散見されましたがウェストハムではそういうことが殆どなく、プレッシャーを受けた中でのシュート精度が磨かれたと言えるでしょう。

またその得点力を支えているのは「走り込みのタイミング」の良さです。適切なタイミングで適切なポジショニングを取ることが出来、一瞬でゴールを陥れることが出来ます。運動量も非常に多くあらゆる場所で顔を出すので、相手にとっては読みづらいアタッカーであります。

 

②物足りない「個」での打開力

ただ課題は「物足りない「個」での打開力」です。良くも悪くも「タイミング」で出来が大きく変わる選手なので、少しでもズレたりそもそも彼を生かすサッカーをやらないと急激に存在感が無くなります。

理由としてはやはり「個」での打開力に物足りなさがあり個人突破や狭いスペースでの打開はあまり得意としてはいません。またあくまで「使われる」タイプの選手なので、ポグバやマタ、フォルナルス等パスの出し手やルカク、アントニオ等の潰れ役がいないと中々機能しません。ユナイテッドでの不振も、彼を生かす選手がいなかったのがそもそもの原因となっています。

 

③代表やアパレル業界での成功も

ここまで驚異的なゴール決定率とゴール期待率を誇っており(リーグトップの数字)、代表でも復帰論が挙がっています。イングランド代表では2018年W杯、ネーションズリーグの前半に出場したものの、2019年10月以降招集はされていませんでした。

しかし今年の3月代表に1年半ぶりに招集されるとサンマリノ戦でスタメン出場、他2戦は終盤での起用になったものの復帰戦はまずまずの出来だったと思われます。

今後もユナイテッド復帰も含めた継続的な活躍をすれば激戦区である前線のファーストチョイスになってもおかしくはありません。

 

また自信が立ち上げたアパレルブランド「Jlingz」の展開も含めて今後の活躍と将来の所属先を注視して見ていきたいと思います。

 

では

 

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