今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン、冬の移籍まとめと後半戦展望について書いていきたいと思います。
6回目は「フランクフルト」です。
主な加入選手
ヨビッチ(←レアル・マドリード)
主な放出選手
アブラム(→ウラカン)
ダ・コスタ(→マインツ)
チャヴァル(→グロイター・フュルト)
コール(→マインツ)
ドスト(→クラブ・ブルージュ)
①個に頼った攻撃
ヒュッター監督の3年目のシーズン、レバークーゼンやドルトムント、ボルシアMGという強豪クラブを抑え、チャンピオンズリーグの出場権に見事食い込んでいます。その要因は攻撃力にあり、イタリア、スペインで辛酸を舐めていたアンドレ・シルバが2年目にして大爆発。レバンドフスキの「異常さ」はあるものの得点ランキング2位の得点数を記録しています。
しかし初めから順風満帆に事が運んでいる訳ではありませんでした。当初は昨シーズンの基本でもあった鎌田をトップ下にする3-4-1-2システムを採用していましたが、勝ち切れない試合が続きました。理由は前線の流動性の無さでドスト、鎌田、アンドレ・シルバが噛み合わず、前線が停滞するとコスティッチの突破とアンドレ・シルバの決定力に懸けるしかなく、攻撃パターンの少なさ=対処がし易くなり、9試合連続未勝利など苦しい状況に陥りました。
②状況を変えたシステム変更
しかしそんな中でヒュッター監督は状況を変えるべくシステム変更を行います。ドルトムント戦で3-4-2-1を採用。アンドレ・シルバをセンターフォワード、バルコク、鎌田をセカンドストライカーとして起用すると(結果は引分)、ユネス、バルコクで起用されたアウグスブルク戦で未勝利を止めます。
その後はメインシステムになり、鎌田、ユネス、バルコクの内二人を採用しコンビネーションで中央を崩す形が徐々に機能し、その後の8試合を7勝1分という驚異的なペースで勝ち点を稼ぎました。
守備面でも攻撃陣の安定で余裕を持って構えられるようになり、失点が減少。長谷部は3バックの真ん中からセンターハーフに仕事場を移し、バランサーとして欠かせない働きを見せています。
③恐ろしきインパクトプレーヤー
またドストが退団した前線には、レアルマドリードで燻っていたヨビッチを獲得しました。かつてアレ(現アヤックス)、レビッチ(現ACミラン)と共に「マギシェ・ドライエック」(マジック・トライアングル)を形成し、ドイツを席巻したトリオはまだ記憶に新しいです。
2トップ向きの選手で、パートナーが作ったスペースに飛び込んだりコンビーネーションで崩すプレーを得意としていますが(マドリーでは1トップでスペースを作る役割(ベンゼマの代役)だったので全く持ち味を生かせませんでした)、ここまで途中出場ながら3ゴールを挙げる等活躍しているため「恐ろしきインパクトプレーヤー」としてスタメン起用も含めて注目していきたい所です。
初のチャンピオンズリーグ出場へ期待が膨らむフランクフルト(チャンピオンズカップでは準優勝の記録を持っています。)。今後の戦いにも注目していきたい所です。
では
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