今回は2020年阪神タイガーズの糸井嘉男選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
86試合 .268 2本 28点 2盗 出塁率.363 OPS.720 四死球41 三振50
過去記事はコチラ↓↓
①怪我の影響も
4年契約の最終年となった今シーズンですが、昨シーズン負った怪我で手術を受け、大事を取りながらの起用となりました。そんな中でも盗塁こそは怪我の事を考え企画数は激減するものの、そのバットコントロールと選球眼は健在で、周りの選手が不振に陥る中でもコンスタントに出塁していました。
しかし気になったのはその「目立た無さ」でした。ヒットは打つものの重要な局面での活躍はなく(そもそもチャンスメイクすら出来ていませんでしたが、、、)、かつて4番としてチームを引っ張ってきた凄みを感じることは出来ませんでした。
②確かな衰え
その要因は「長打力の低下」です。元々本塁打は少なめの中距離バッターでしたが昨シーズンから本数が激減(16→5)。さらに今シーズンは僅か2本と明らかにボールの弾道が上がっていません。そんな中でも2塁打は昨シーズン量産していましたが今シーズンはどれも減り長打率が低下(.357)、2009年以降最低の数字となってしましました。
原因としてはやはり足首の怪我による影響はあります。しかし勤続疲労や怪我を重ねた足のダメージで「確かな衰え」が訪れていることは確かです。「鉄人」と呼ばれた金本選手、阪神史上最高峰の生え抜きスターであった鳥谷選手、幾度となく逆境を乗り越えてきた福留選手、いずれも力の衰えによって構想外や引退を迎えています。
史上最年長の盗塁王獲得など、幾度となく「超人」じみたパフォーマンスを見せていた糸井選手にも来てしまったという感じです。
③越える存在が必要
しかし前述したようにそのバットコントロールと選球眼は健在で、休ませつつ起用させれば間違いなく貢献度が期待出来て矢野監督の信頼も厚いです。ただもはや今の糸井選手に頼り切るのは酷と言うもので、彼が試合に出続けらなければいけない(好調で出続けさせたいは別です)状況にあれば間違いなくチームは機能していないといってもいいでしょう。今後は彼を「超える存在」が必要になるでしょう。
現状陽川選手、高山選手、そしてドラフト1位の佐藤選手などが候補に挙がっていますが現状はその域に無く、今後の伸びしろに期待したい所です。糸井選手をいい意味でベンチに置ける存在になれば、チームにとってかなりのプラスになると思います。
「超人」も寄る年波には勝てないのか、、、。その評を覆す活躍を見せて欲しいです。
では
阪神タイガース グッズ 糸井嘉男 2018 プリント ユニフォーム/ユニホーム ミズノ/MIZUNO ホーム プロ野球おうち観戦 価格:7,370円 |
セ・リーグ6球団 ワールドコレクタブルフィギュアvol.1 [5.糸井嘉男]【 ネコポス不可 】[sale201015] 価格:399円 |