今回はバルセロナの財政難とメッシ問題について書いていきたいと思います。
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①前代未聞の情報漏洩
前代未聞の情報漏洩問題が起こってしまいました。事は
①バルセロナの総額1400億以上の負債を抱えていることが判明
②強化部門が作成したリポートが外部に漏れてしまう
③メッシ選手の契約書が流出する
という流れになっており、①は公式のHPでも公開されているように、会長選も踏まえて公表すべき内容であり、衝撃的な金額であるものの至極普通のことなのですが、問題なのは②③で本来流出してはならない書類(公表させる必要のない書類)なので大問題になっています。
②には各選手(主にDF)の今後の起用法や放出すべき選手が書かれており、③に関してはメッシ選手のサラリーや契約内容が書かれている絶対流出してはいけない書類です。
そのことに関してクラブは調査を行っているようですが、メディアでは「メッシの給与」について連日のように報道されています。
②そもそも
その内容はバルセロナはメッシ選手に約4年間で最大総額705億円のサラリーを支払う契約をしているもので、その莫大な金額が度々ピックアップされています。しかしそもそもこれはクラブが決定したもので、「メッシの給与=負債の大きな原因」には結びつかず、断じてメッシ選手の責任ではありません。
本来選手の給与はクラブとの契約であり、財政的な責任は勿論クラブにあります。問題は高額移籍を失敗させ続ける強化方針であり、先を考えずに高額の契約を結び続けている体制にあります。その結果、不必要なお金(優先交渉権の買取り、構想外になったレンタル選手の給料肩代わり等)が発生してしまい、世界でも屈指の売り上げを誇るクラブの財政(勿論メッシ選手がもたらした収益も含まれています)を破綻寸前までに追い込みました。
③前首脳陣の計画なのか
そんな中メッシ選手の弁護士は契約内容を知っていた5名を提訴するとの話になっています。その中には前会長のバルトメウ氏やグラウCEOの名も、、、。またもや結果的に前体制に足を引っ張られる形になりました。
この「出来過ぎ」な流れを見ると、クラブに混乱をもたらす(&自身の利益)の為の前首脳陣の計画であるのかとも疑ってしまいます。そうでないと思いたいですが、、、。
そして悪質な報道と関係者の裏切りによるメッシ選手の本心は、察するに余りあるものはあるでしょう。バルセロナで650得点(現在進行形)を挙げ数多くの勝利をもたらせ、莫大な収益をもたらせる選手に対しての行動とはとても思えません。
私はメッシ選手を「悪者」に仕立て上げる余りにも酷すぎるこの一連の報道に、1サッカーファンとして本当に残念に思います。是非とも勘違いされている方には深堀りして理解して頂きたい所です。
では