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2020~2021シーズン 上位定着を狙う新勢力 リール~再び若手の見本市に~【サッカー】

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今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン、上位定着を狙う新勢力のチームについて書いていきたいと思います。

 

5回目は「リール」です。

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Getty Images

①才能を見抜く慧眼と充実した育成組織

リールは「Les Dogues(猛犬)」と呼ばれるフランスを代表する名門です。その特長は「才能を見抜く慧眼と充実した育成組織」です。スカウティングが素晴らしく、能力の高い国内外の有望株を掘り出してくるのが非常に上手いです。その有望株を一流選手に育て国内外のビッググラブに高額で売る→そして新たな才能を見つける、そのシステムを確立したクラブと言えます。

過去にはエリック・アビダル(元バルセロナ)、エデン・アザール(現レアルマドリード)、ジェルビーニョ(現パルマ)などのスターを輩出、2010-2011にはそのアザールジェルビーニョに加え下部組織出身のキャバイエが躍進し、リュディ・ガルシア監督の元、魅力的なパスサッカーを展開。リーグアン、フランスカップの2冠を果たします。

その後も上位に踏む留まりますが「エル・ロコ」ビエルサを招集した2017-2018シーズンには降格の危機に陥ります(ビエルサもシーズン途中に解任)。しかし2018‐2019にはペペ(現アーセナル)を中心に2位に急浮上。今シーズンもオシメーン(現ナポリ)、マガリャンイス(現アーセナル)を放出しながらもバンバ、イコネ等を中心に上位に留まっています。 

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②要所で光るベテランの働き

そして「要所で光るベテランの働き」を忘れてはなりません。

まずは2018年から加入しているフォンテ選手。サウサンプトンで吉田選手と同僚だった選手ですが、そのハードマークとベテランならではのリーダーシップでDFラインを統率36歳になった今でもチームの中心としての活躍を見せています。

またFWにも味のある選手を配置しており、昨シーズンまで活躍したレミに変わり、トルコ代表でトルコ国内ビッグクラブ全て(ガラタサライフェネルバフチェベシクタシュ)でプレーしたベテランFWブラク・ユルマズ選手を獲得。初のリーグアン挑戦にも関わらずいきなりゴールを量産する等、優れた適応力を見せています。

若手選手の頑張りだけではなくベテランの働きも見逃せないチームです。

 

③再び若手の見本市に

昨シーズン大ブレイクしたオシメーンや1昨シーズンのペペに続いて、今シーズンも再び「若手の見本市」になりそうです。DFのボットマン、ブラダビッチ、中盤では前述したイコネ、バンバに加え、トルコの新星ヤズズ、巻き返しを図るレナト・サンチェス、前線ではデイビッド、ウェアなど将来有望な若手選手がわんさかいます。

リーグだけではなくヨーロッパリーグでもOBであるレオンが在籍する好調ACミランに1勝1分と五分以上に戦ってグループリーグ突破を決めており、欧州での活躍も期待出来るでしょう。

 

今後のサッカー界を背負う若手が多数在籍しているリール。今シーズンも非常に楽しみなチームです。

 

では

 

WCCF/11-12/EUS A4/リール/エデン・アザール

WCCF/11-12/EUS A4/リール/エデン・アザール

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