今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
大型補強や昇格、新監督就任のチーム中心となっています。
第8回目は「アーセナル」です。
主な加入選手(2020 9/16現在)
ウィリアン(←チェルシー)
マガリャンイス(←リール)
ダニ・セバージョス(←レアルマドリード)
サリバ(←サンテティエンヌ)
エルネニー(←ベジクタシュ)
主な放出選手(2020 9/13現在)
マウロパノス(→シュツットガルト)
ムヒタリアン(→ローマ)
①期待が持てる内容
昨シーズン途中就任の中、チーム崩壊の危機から立て直したアルテタ監督の2年目です。就任しばらくは結果が出ない時期がありましたが、内容は劇的に改善されていて最終的にFAカップのタイトルを獲得しました。
今シーズンもリヴァプールとのコミュニティーシールドを制し、開幕戦のフラム戦も快勝と上々の立ち上がりを見せています。特に個々の特徴を生かし5レーンを整備したのは大きく、ジャカ、ナイルズなど前政権で不振に喘いでいた選手を再生させ、レンタルバックしてきたエルネニーも好プレーを見せる等ピッチ上での采配は素晴らしいものがあります。
②理に基づいた補強
そしてオフは理に基づいた補強を行っている印象があります。セットプレーという武器をもたらすウィリアン、昨シーズン運用に苦しんだセンターバックにマガリャンイス、そして後半戦活躍し再びレンタル契約を結ぶことが出来たダニ・セバージョスなど的確な補強を行っています。
噂では昨シーズンのチャンピオンズリーグでも活躍したリヨンのアワール獲得が寸前だということです。現システムでは2シャドー、センターハーフ、両ウイングバックを高レベルでプレー出来る選手なので何とか確保したい所です。またアトレティコのパワー溢れるセンターハーフのトーマスの獲得も噂されています。
③選手のマネジメント
反面選手のマネジメントの問題が発生しています。まずエジル選手です。アルテタ監督就任直後ではレギュラーを掴んでいましたが、問題があったのか突如ベンチに。今シーズンも試合に出場はしておらず、半ば構想外の扱いになっています。さらに放出しようにも給料が非常に高く、受け入れ先も見つかっていない状態です。
ピッチに立てばまだまだ輝ける選手ですが、、、。
またGKのマルティネス、トレイラ、ゲンドゥジ等、出場機会に恵まれていない選手が不満をメディアに漏らすなどややマネジメントに苦労している感はあります。
ピッチ外でのマネジメント。アルテタ監督含めチーム全体の課題となりそうです。
では