きちのうすめ雑記

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新庄剛志~やはりスーパースター~【プロ野球】

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今回は48歳でプロ野球12球団合同トライアウトに挑んだ新庄剛志さんについて書いていきたいと思います。

 

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出典:スポニチ sponichi annex

①野球を見るきっかけに

私が初めて甲子園で野球を見たのは確か1997年ぐらいだったと思います。当時はJリーグが大好きでサッカーばかり見ていましたが、確か阪神好きの叔父の勧めで渋々甲子園に行きました。

当時阪神は「優勝争いはGWまで」と言われるくらいの弱さで、この年も下位に低迷していました。最下位脱出の話をしていたので6位では無かったと思います。球場は休日のこともあって当時では珍しくほぼ満席、センター付近で観戦することになっていたのですがその時目に飛び込んだのは背番号「5」の姿でした。

外野フライを取る何気ない姿、守備に就くときの走り方全てにしなやかさがあり、送球はまるでレーザービーム、とんでもないスピードで内野手のミットに収まっていました。その姿は当時お腹ぷっくりのイメージが強かった野球選手のイメージとかけ離れていて、自然と「5」番に目が行くようになりました。

その5番こそ当時阪神に在籍していた新庄選手であり、読み方が分からず気になって仕方なかった桧山選手と共に中継でも追いかけるようになります。

初めてみた「プロ野球選手」。私にとって新庄選手は特別な存在です。

 

②正直無謀だと

その後のキャリアはもはや言うまでも無く、メジャー、日本ハムで伝説的な活躍をして、2006年シーズンを最後に突然の引退。まだまだ余力を残しての引退は惜しむ声が絶えませんでした。ただ現役最後のシーズンに日本一、、、本当のスーパースターですね。

その後は悠々自適?に暮らしていたとのことでしたが、昨年突然の現役復帰宣言。正直個人的には余りにも無謀で、好きだった選手がプロの球に全く通用していない姿を見るのはつらかったのであまり話題にすらしませんでした。(このブログにも取り上げていなかったはずです。)しかし真摯にトレーニングをしている姿、野球に対する熱い思いなどを話しているのをどうしても気になり見ているうちにすっかり魅了されてしましました。

じゃあトライアウトだけでも見てみようかと心変わりした瞬間です。

 

③やはりスーパースター

いざトライアウトが開始され、1打席目はセカンドゴロ、2打席目は四球、3打席目はセカンドゴロ。ノーヒットで迎えた第4打席でしたが、見事タイムリーを放ち笑顔を見せてくれました。結果は3打数1安打1打点で終了。

正直球が当たることすら想定出来なかったので新庄選手の努力、野球への想いが本物で、本当にプロを目指してトレーニングしていたんだと感動しました。

ヒットを放ち子供のように笑顔を見せる姿は現役さながら、そして試合後のインタビューで相手投手のことを気遣う等、子供の時に魅せられた「スーパースター」そのままでした。

例年トライアウトで合格する選手は12球団で2~3人程度で非常に狭き門です。新庄選手もそのことは理解しており、オファーが来なかったらきっぱり野球を辞めると宣言しています。もう一度プロで活躍する彼の姿を見たいという気持ちはありますが、厳しい状況であることは間違いありません。

しかし周囲の懐疑論を吹き飛ばし、まだ十分やれることを証明したその姿は今でも目に焼き付いていて、私に元気を与えてくれています。

 

果たして結果は、、、。

 

では

 

もう一度、プロ野球選手になる。

もう一度、プロ野球選手になる。