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南野拓実~少なくなった「猶予期間」~【特集】

今回はリヴァプール所属の南野拓実選手が「何故試合に出れないのか?」「序列が何故下がったのか?」について書いていきたいと思います。

 

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Getty Images

①チームへの貢献=運動量では無い

現在南野選手はチーム内で厳しい立場に置かれています。その要因はジョタの台頭にあります。ジョタは当初マネ、サラーのバックアッパーとしての獲得であったと思います。しかし瞬く間にチームにフィットし、今やレギュラーのフィルミーノを脅かす存在になっています

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そんな中、南野選手は完全に競争に負けた形となっており出場しても僅か10分間、先発出場をしてもターンオーバー要員となっています。

その原因はサッカーの貢献度の捉え方と技術だと思われます。南野選手は運動量が多く、絶え間なく前後のプレスをかけられる献身的な選手です。しかし中堅クラブであれば重宝されるその献身性がリヴァプールでは逆に仇になっています。

ビッグクラブのアタッカーは「緩急をつける」能力を持っています。リヴァプールにおいてもサラー、マネ、フィルミーノはあえて止まることで相手のスペースを作ったり、そこから急にスピードアップし相手を振り切る準備が出来ます。ジョタ選手もそのプレーを得意としています。

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しかし南野選手はリズムのメリハリが少なく、動き過ぎることで味方のスペースを消してしまう場面が散見されます。おそらくチームの貢献=運動量と捉えている節があり、空回りしている感が強く、より効率的に力が発揮出来るポジショニングや走り込みを身に付ける必要性があります。

 

②サッカーとチームに対しての理解度

またサッカーとチームに対しての理解度の違いを感じています。ジョタ選手は過去2年プレミアリーグでプレーしており、リーグでの戦い方はもちろん相手選手のプレースタイルや弱点を熟知しているのが大きいです。勿論リヴァプールがどういうサッカーを行いどういうプレーをすれば評価されるのかもスムーズに行えたと思います。

反面南野選手は、プレミアリーグ経験は僅か半年で、プレー時間も少ないです。ジョタ選手が培った「ビッグクラブへのプレー準備」、この経験の差は大きいと思われます。正直南野選手が勝るのはプレーの切り替えの速さくらいで、アタッカーとしては現時点ではジョタ選手の方が1枚も2枚も上であることには疑いようがありません。

 

③少なくなった「猶予期間」

しかし打開策が無いわけではありません。ジョタ選手から動き出し、ポジショニングを「学ぶ」ことです。現状南野選手はチームを理解した上で個人能力を磨く必要に迫られており、それが出来ているのは正にジョタ選手です。立場からすると悔しい所ですが、彼から学ぶことは多いと思います。

ただシャキリ、オリギという既存のライバルもいるので気を抜けない状況が続きます。昨冬加入した時は「適応に時間がかかるが確実に戦力になる」と評しましたが今は新たなライバルの出現と予想外の適応、思ったより南野選手の課題が多いことで状況が大きく違っています。当初1年はかかっても仕方が無いと予想しましたが、上記の変化により確実に「猶予時間」は少なくなっています。

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流石に移籍の可能性は低いものの、このままでは出場機会がどんどん減っていくのは必至です。チームとサッカーを理解して個人を磨く、南野選手はこの壁を乗り越えることが出来るか注目していきたいです。

 

では