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トッテナムvsマンチェスターシティ~戦術、交代ともに冴えまくった試合~【サッカー】

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モウリーニョ監督とグアルディオラ監督の今シーズン初めての戦い。正反対の哲学を持つ監督同士のつばぜり合いは、いつ見ても魅力的です。

 

ということで先日行われたトッテナムvsマンチェスターシティの感想です。

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Getty Images

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両チームのスタメン

トッテナム
GK:ロリス
DF:オーリエ、アルデルヴァイデルト、ダイアー、レギロン
MF:ソン・フンミン、シソコ、エンドンベレ、ホイビュア、ベルフワイン
FW:ケイン

 

マンチェスター・シティ
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルト、カンセロ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シルバ
FW:マフレズ、ジェズス、フェラン・トーレス

 

トッテナム 2-0 マンチェスターシティ

ソン・フンミン(前5)ロ・チェルソ(後20)

 

①僅かなスキを突いて

トッテナムは守備時は4-4-2でロングカウンター、ビルドアップ時はアンカーが落ちて3バックでポゼッションしていました。対してシティはカンセロ、ウォーカーを偽サイドバック的に中に入れて、ボール保持率を高める戦術を取ってきました。

試合はいきなり動きます。セットプレーの僅かなスキを突いてエンドンベレがソンフンミンにパス、ソンが見事に1対1を制してトッテナムが先制します。

こうなったらモウリーニョ監督は強いです。その後も幾度となくカウンターで脅威を与え、シティは余計にビルドアップに気を付けなければいけない状況になります。

一方シティは高い位置からのショートカウンター、デ・ブライネを中心としたチャンスメイクで決定機を作りますがラポルトのゴールがハンドの判定で取り消し、またボランチ2枚がニアゾーンを徹底的に消す昨シーズンのユナイテッドを彷彿させる戦術が非常に上手く機能し、個々の最後の粘りもあり得点を割らせません。

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②悪い流れを変えられず

後半シティはより攻勢を強めていきますが、個々がボールを持つ時間が増えてしまい逆にトッテナムの守備ブロックに引っ掛かりやすくなってしまいます。

そしてトッテナムは途中交代したばかりのロ・チェルソがロングカウンターから追加点、交代がズバリ的中する形となりました。

シティもスターリング、フォーデンを投入するも悪い流れを変えられずトッテナムが快勝する形となりました。

 

③戦術、交代ともに冴えまくった試合

モウリーニョ監督は戦術、交代ともに冴えまくった試合となりました。前回の戦いではケインが不在の上、ロリスのスーパーセーブとベルフワインのカウンターで何とか結果を残したという印象でしたが、今回はシティの弱点を徹底的についた「らしい戦い」を披露、流石の采配でした。

これで暫定ながら首位になりました。今後過酷なスケジュールが続きますが注目したい所です。

一方グアルディオラ監督は後半の修正、流れを変える交代の失敗などらしくない采配に終わりました。特に後半の修正の明らかな失敗は余り見たことが無いので気になる所です。

 

では