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ジャック・グリーリッシュ~名実ともにクラブの「象徴」に~【特集】

今回はアストンビラ所属のジャック・グリーリッシュ選手について書いていきたいと思います。

 

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Getty Images

経歴

グリーリッシュ選手はアストンビラのアカデミー出身で、2012年にトップチームデビューを果たしました。その後ノッツ・カウンティのレンタルを経てアストンビラに復帰、以後はチームの「看板選手」として活躍を続けていきます。

そして2018-2019シーズン途中からは主将を務め、名実ともにクラブの「象徴」となっています。今シーズンも中心選手として、躍進するチームで別格の存在感を放っています。

代表はユース世代ではアイルランド代表でプレーしていましたが、最終的にはイングランド代表を選択。2019-2020シーズン初めに初招集&デビューを果たしました。

 

①抜群のキック精度とプレービジョン

グリーリッシュ選手の特長は「抜群のキック精度とプレービジョン」です。右足のキック精度が高く、ロングフィードフリーキックミドルシュート、スルーパス等バリエーション、レンジ共に豊かです。スピードは並みながらテクニックに優れ、狭いスペースも細かいフェイントでスルスルっと抜けるドリブルが出来ます。

そしてプレービジョンに優れ、予めボールが来る場面へのポジショニング、メッセージが伝わるようなパス出しが上手く視野が広いです。巷では「イニエスタの後継者」とも呼ばれています。また体幹も強くエネルギッシュに上下動を繰り返すことが出来て、献身性も高いので非常に頼りになる選手です。

 

②左足の精度と裏への動き出し

課題は逆足である左足の精度と裏への飛び出しです。ほとんど効き足である右でプレー、しかもアウトサイドキックも上手い為大きな弱点になっていませんが、左足の精度は高くありません。現在は左ウイングからのカットインが主なプレーで、サイドバックが幅を取ってくれるので目立ってはいませんが縦突破も求められる戦術ではかなり厳しそうです。

また裏への動き出しが少ないのも課題で足元にボールを貰いたがる傾向があります。これはゴール数の向上の為にも必要な能力なので是非磨いて欲しい能力です。

 

③強いクラブ愛

以前は素行に問題があり、2015-2016シーズンにはナイトクラブで夜遊び→セカンドチームに降格、翌2016-2017シーズンではホテルで騒ぎを起こす→リザーブチームへ追放されるなど「問題児」として有名でした。

しかし2017‐2018シーズンに背番号10番を与えられ、元イングランド代表のテリーなどの加入により、メンタル面で大きな成長を果たすとサッカー選手としての自覚を持ち、問題行動が激減します。このシーズンでは怪我もありましたが、他チームへのインパクトが凄く、シーズン後には国内ビッグクラブから移籍の話が出ます。しかし財政的な部分が改良、本人のクラブ愛も強く移籍は破談。以後もチームの主力として活躍することを誓います。今も魅力的なオファーも多いらしいですが、自分からチームを離れることは無さそうです。

 

かつての「悪童」が立派な「象徴」になって、近年少なくなっている「生え抜きスター」のロマンを感じさせるグリーリッシュ選手。今後もビラでの活躍を期待しています。

 

では