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能見篤史投手 退団~遅咲きな巨人キラー~【特集】

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巨人キラーとしての活躍、今でも鮮明に覚えています。

 

今回は退団が決まった阪神タイガース能見篤史投手について書いていきたいと思います。

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出典:スポニチ sponichi annex


 

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①遅咲きの巨人キラー

2004年ドラフト自由枠で阪神に入団。社会人野球出身だったので即戦力として相当期待はされました。しかし先発・中継ぎと様々な所で起用されましたが2008年まで結果が出ず、鳴かず飛ばずの状況になっていました。今では考えもつかないですが当時はメンタル面の弱さを指摘されるなど、同じ左腕で大エースとして2度の優勝に貢献していた井川投手との比較もかなりの重荷になっているようでした。

そんな中2009年、他投手の怪我や不調で開幕から先発ローテに組み込まれると、入団初の規定投球回数到達&13勝を挙げ一気に名を挙げると、その後は先発に定着。

巨人戦にめっぽう強く、カード8連勝&7者連続三振の球団記録タイを記録する等「巨人キラー」&エースとして阪神先発陣を支えました。

 

奪三振と負け運

能見投手の特徴は奪三振にあります。キレのあるストレートとフォークボールを武器に三振の山を築き、2012年には最多奪三振のタイトルを獲得しています。

しかし同時に援護に恵まれない(対エース戦で打線が沈黙)&僅差での吐き出し癖がたたり中々貯金が作れない投手としても有名でした。

14年から3年連続最多敗投手になってしまったことで「負け運投手」として定着してしまい、スタミナの衰えもあり防御率も3点台後半に悪化。限界説がささやかれるようになります。

 

③中継ぎへの転向と力の衰え

しかし2018年、深刻な不振に陥りますが途中で中継ぎに転向。見事に復活し16Hを挙げ健在をアピールします。2019年も中継ぎとしてチームのブルペンを支えましたがやや内容が苦しく、ジョンソン投手や島本投手に火消しをしてもらうこともしばしばあり力の衰えが見え始めていました。

特にストレートの質が落ちて来たとされており痛打される場面もしばしばあり、今年は開幕延期の調整不足もあり不安定な投球が続きました。2軍で調整後もストレートの質は戻らず再調整を余儀なくされていましたが「特例2020」で再昇格。まずまずの投球を見せるも2020年限りでの退団が決定しました。

 

今後は現役を続ける予定です。

 

マウンドではポーカーフェイスを貫きながらもお茶目な所を見せていた能見投手。マートン選手との抱擁&新井選手への辛辣な言葉が今でも記憶に残っています。

長い間の貢献にお礼を言うとともに新天地での成功を祈っています。

 

では