相手のビルドアップにどう対応していくか。ボールを回されまくった前回の反省点を生かせるか注目です。
ということで先日行われた日本vsコートジボワールの感想です。
日本のスタメン
GK:シュミット・ダニエル
DF:室屋、吉田、富安、中山
MF:伊東、遠藤、鎌田、柴崎、久保
FW:鈴木
日本 1-0 コートジボワール
植田(後46)
①反省点を生かす
日本はスタメンを大幅に変えた4-2-3-1で臨み、ハイプレスを軸としてウイングバックの裏を取る戦術を取ってきました。特にハイプレスは連携が上手く機能していて、前回のカメルーン戦の反省点は生かせていると思っていました。
また左サイドバックに起用された中山のプレー選択が的確で、左サイドで苦しんでいた久保を上手くサポートしていました。コートジボワールの両シャドーが守備を積極的に行わなかったことでサイドバックに起点ができ、ビルドアップがスムーズになり試合を支配しました。しかし鈴木が作るスペースに飛び込む選手がいなくて中央は人数不足に。決定的なチャンスも散発的で決め手がないまま前半を終えます。
一方コートジボワールもペペ、ジェルビーニョがサイドに張りすぎ中央が孤立しチャンスを作れませんでした。
②ロスタイムに決勝ゴール
しかし後半相手が4バックに変更しビルドアップをすると、日本はプレスが全く嵌らず試合を支配され始めます。ビルドアップも嵌められたまま行い、縦パスからのカウンターに頼る他ありませんでした。カメルーン戦の前半状態です。
日本は南野、原口、堂安を投入するも彼らを生かす術が見当たらず、逆に孤立する選手が多くなる結果に(特に中山)。コートジボワールも攻撃面での連動性が上手くいかず手詰まりになりこのまま引分かなと思っていた所に、最後に投入された植田選手がロスタイムに決勝ゴール。勝利となりました。
③現代サッカーに対応
「結果を残した」という以外はカメルーン戦を前半後半入れ替えたような試合でした。同じ現象が起こっているということは前回の試合から何も学ばなかったといっても過言ではありません。そんな中奮闘していたのは守備陣です。足元のテクニックに長け空いているスペースに的確にボールを送り込み守備でも安定したセーブを披露したシュミット・ダニエル、正確なフィードとイタリアで磨かれた守備能力を見事に表現してくれた富安の動きは素晴らしく今後のポジティブな要素となっています。
しかし森保監督は2年前から何も改善されていません。最低でも
・ハイプレス
・ビルドアップ
の型を相手に合わせて変更していかないとトップチームに対しては太刀打ち出来ません。幸い個人的には日本サッカー史上屈指のタレントを揃えていると思っているので、しっかりと現代サッカーに対応していって欲しいです。
このままでは最大目標であるW杯ベスト8進出は夢のまた夢です。
では
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