きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

日本vsカメルーン~システムの変更~【サッカー】

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2020年初のA代表の試合、非常に懐かしい気持ちになりました。

 

ということで先日行われた日本vsカメルーンの感想です。

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Getty Images

日本のスタメン

GK:権田

DF:酒井、吉田、富安、安西

MF:堂安、中山、南野、柴崎、原口

FW:大迫

 

日本 0-0 カメルーン

 

①前線の守備

前半日本は4-4-2で守りサイドバック裏を狙うカウンター戦術を取っていました。

結果ボールを好きなように回される事になり苦しみました。原因は前線の守備にあります。約束事が徹底されていていないので、3バック化した相手のビルドアップに対応できず縦パスをガンガン入れられていました。特に狙われたのが日本の左サイドで、原口が抑え所を見失ったことで、安西が終始数的不利に陥っており苦しい立場になっていました。

また攻撃でもビルドアップが構築されておらず、ややマンマーク気味に付かれており、剥がす手段が無い日本は起点になるはずの柴崎が悉く潰され、チャンスらしいチャンスはありませんでした。

 

マンマークの剥がし方は最近行われた素晴らしいゲームで実践されていましたね。

kichitan.hatenablog.com

 

②システムの変更

後半日本はシステムを3-4-3に変え挑みました。その結果3バック化を止めないカメルーンに対して嵌められる形を作れた日本は主導権を握り、途中から投入された伊東がドリブル突破で次々とチャンスを作り出します。

しかし中央の連携がままならなく、3トップで作りやすい5レーンを生かせない日本はやや攻撃が単調になり久保、鎌田の投入も実らずスコアレスドロー

2020年初戦を勝利することは出来ませんでした。

 

③結果オーライで終わらないことを願う

前半は正直絶望的な試合内容でした。基本4-4-2のブロック守備で守ってカウンターのサッカーは前線の守備から入るのが重要です。そんな中抑え所をあらかじめ指示すれば確実にプレスを忠実に行うことが出来る大迫、南野がマークを絞り切れずあたふたする姿を見て悲しくなりました。

しかし後半に3-4-3に思い切って切り替えたのは良かった所です。カメルーンが戦術を変えなかったこともあり終始押し気味で試合を進めることが出来ました。

しかし前半途中でも切り替えることも不可能ではなかったので、多少のリスクを踏まえてももう少し何とかできなったのかなと思ってしまいます。ただ頑なにシステムを変えずに劣勢のまま試合を終えていた今までと比べてはポジティブな事ですね。

ただ数的不利に陥った時のプレスのかけ方や攻撃のメカニズムは終ぞ見ることは出来ませんでした。

次のコートジボワール代表戦でこの試合が「結果オーライ」で終わらないことを願う次第です。

 

では