マンチェスターユナイテッドvsレアル・ソシエダ～良くも悪くも様々な現象の変化が見れた1戦～【サッカー】

リーグ戦4連勝中のマンチェスターユナイテッド。久保所属のソシエダがどのような戦いを繰り広げられるか、注目です。

ということで先日行われたマンチェスターユナイテッドvsレアル・ソシエダの感想です。

両チームのスタメン＆結果

前半

ユナイテッドは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するソシエダは4-3-1-2を採用していました。

試合はユナイテッドがボール保持をするもダロトは内に絞り過ぎてパスコースを作れず、上手くソシエダの陣容を揺さぶれずにいます。

ただソシエダも押し込まれる展開でサイドバックのオーバーラップが控えられ、2トップのサイドに流れる動きも少なく攻撃は中央のコンビネーションに頼ることに。

ユナイテッドも前述したビルドアップの問題に加えフレッジが慣れないトップ下で良さを出すことは出来ず、お互い得点を奪えず前半を終えます。

後半

後半ユナイテッドはブルーノ、リサンドロ・マルティネスを投入するものの、そのリンクマンであるエリクセンを引っ込めてしまったことでカゼミーロのサポート役がいないことに。

対するソシエダはセルロートを投入し久保が左で果敢にドリブル突破を仕掛けチャンスを作り始めると、シルバのシュートをリサンドロ・マルティネスがブロックした際ハンドがあったとしてPKを獲得。そのPKをブライス・メンデスが決めソシエダが先制します。

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同点に追いつきたいユナイテッドはサンチョ、ガルナチョ、マクニールを投入するも前述した問題は解決できず、4-4-2ブロックで守るソシエダ守備陣を脅かす攻撃は出来ずそのまま試合終了。ソシエダが見事に初戦を飾る事が出来ました。

総評

ユナイテッドは選手の組み合わせが噛み合わないまま試合が終わった形になりました。現状勝利に最も近づくにはリサンドロ・マルティネス、エリクセン、ブルーノを同時起用をベースとした戦い方がマストになってくるものの、今回は3人の共演は無し。その弊害は見事にビルドアップに現れボールを前に運ぶことが出来ませんでした。

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ただその中でもマラシアは安定したプレー、そしてリサンドロ・マルティネスはハンドになったものの流石とも言える準備力を見せチームを鼓舞。敗北はしたもののグループリーグは始まったばかりで、今後に繋がる試合となりそうです。

そしてソシエダは前半は攻撃に幅を持たせられず苦しみましたが、後半は久保のドリブル突破に活路を見出し勝利。ただ守備は試合を通して集中力を切らさず奮闘。ロナウドのオフザボールにも見事対応する等素晴らしい働きを見せました。

特にレミーロは安定したセービングに加え、正確なフィードで攻撃でも貢献。最後尾からの司令塔として機能し勝利の立役者の一人となりました。

良くも悪くも様々な現象の変化が見れた1戦。今後もこの2チームの戦いには注目です。

では