本当に笑顔が素敵な助っ人投手。昨年のCS進出時の喜び爆発が印象に残っています。
今回は阪神タイガーズのオネルキ・ガルシア選手について書いていきたいと思います。
昨シーズンの成績
21試合 6勝8敗 0S 0H 0HP 103.2回 40四死球 79三振 66失点 防御率4.69
①適度に荒れる「動くボール」
2018年に中日で13勝、防御率2.99と好成績を残し阪神に加入、ドームピッチャーとの評価は気になりましたが、ゴロを量産する適度に荒れる「動く」ストレートは期待感はかなりありました。
しかし背番号と合わせたわけではないでしょうが先発3試合で連続7失点の大炎上、2軍調整を余儀なくされます。調整後も四球や味方のエラーから崩れる場面が目立ちわずか3勝でシーズン終盤に差し掛かりますがCS進出が掛かっている中、まさかのロングリリーフ(第2先発)要員として起用。見事に期待に応え救援した3試合で全て勝利。奇跡CS進出に大きく貢献しました。
②ゴロピッチャー
150キロ付近の微妙に変化するストレートにスライダー、チェンジアップを絡める投球でゴロを積み重ねる投手ですがコントロールはアバウトできわどいコースで勝負するよりはボールの力で抑え込むタイプです。その為四球で崩れるシーンが目立ち苛立って痛打で失点するパターンが見られました。
また昨シーズンの阪神は守備に問題のあるチームだったのでゴロを打たせても届かない&エラーで出塁される場面も多く、自責点でない失点が12点とチームに足を引っ張られた部分もあります。
③ローテを守る
今シーズンは再び先発調整となりましたが、コンディション不良で2軍へ。大幅な立ち遅れを余儀なくされました。しかしガンケル投手の2軍落ちを受け1軍へ、合流当初は不安定さも見せながらその後はのらりくらりと抑えています。
非常に馬力のある投手なので今シーズンはローテを守る&二桁勝利が期待される選手です。そしてあの素敵な笑顔を何度も見ていきたいです。
では