今回は迫ってきた準決勝RBライプツィヒvsパリSGのプレビューを書いていきたいと思います。
各チームの準々決勝の結果はコチラ↓↓
①予想できない戦術合戦
かつてアウブスブルグⅡで師弟関係、ブンデスリーガではそれぞれホッフェンハイム、ドルトムントの監督として対決したナーゲルスマン監督とトゥヘル監督が、ついにヨーロッパ最高峰の舞台で対決することとなりました。
共に戦術の引き出しが多く修正も上手い戦術家の一面が強いので、恐らくは戦術合戦になることが安易に予想できますが、具体的にどういう作戦をとるのかは予想できません。そういうのが両監督の面白い所ですが。
②監督の力の見せ所
ライプツィヒはオーバーロードを多用する戦術を取ってくるチームなので、パリはいかに切り替え時に逆サイドにボールを送り込むことが出来るかが勝負になりそうです。その点では精度の高いサイドチェンジを行えるディ・マリアの復帰は大きいです。
一方パリは起点となるマルキーニョスをいかに抑えるかが重要かと思います。セカンドトップで起用されると予想されるエンクンク、オルモの動きがカギになりそうです。
そして何より後出しじゃんけんとなる戦術の修正をいかに正確に行えるかが重要で、監督の力の見せ所ではあります。
③番狂わせを起こす要素
選手の質だけ見れば間違いなくパリSGは有利です。イカルディの不調は気になりますがネイマールは絶好調でエンバぺという切り札もあります。
しかしそれを覆すのであればナーゲルスマン監督の戦術と選手の献身性であると思います。特にザビツァー、ウパメカノが前回大活躍しチームが波に乗れているのも番狂わせを起こす要素になるのかもしれません。
RBライプツィヒはいかに守備で踏ん張れるか、パリはしっかり攻め切れるか楽しみな試合です。
では