今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン序盤のインパクトチームについて書いていきたいと思います。
順位はもちろんのこと、戦術、内容でインパクトを残したチーム中心で書いていきます。
2回目は「レスターシティ」です。
①昨シーズンの強さそのままに
昨シーズン5位と躍進したレスターですが今シーズンでもその強さは健在です。大きく変わったのはサイドバックの人選ですが、リカルド・ペレイラが離脱している右はカスターニュ、チルウェルが移籍した左はジャスティンがそつなく埋めています。
そして昨シーズンのメンバーとの融合により、攻守共に安定したパフォーマンスを見せています。出遅れてはいますがローマからレンタルしたジェンギズのパフォーマンスが上がればより強固な組織となるでしょう。
②柔軟性に富んだ戦術
また昨シーズンとの違いは「柔軟性」が付いてきたことです。これまでは両サイドバックを軸としたポゼッション、ヴァーディーのスピードを生かしたカウンターが軸でしたが今シーズンはさらに「ポゼッションを捨てた」堅守速攻など柔軟性に富んだ戦術が所々出ています。大勝したシティ戦では5バックを使用するなど3年目のロジャース監督が戦術的柔軟性を見せています。
その軸となっているのはティーレマンスとメンディの存在で、戦術理解力が高い前者とポジショニングが劇的に向上した後者の活躍が今後もカギとなってきそうです。
昨シーズンは軸となる選手が怪我をしても、戦術変更出来なかったことで失速したチームですが今シーズンはよりバリエーションに富んだ戦いが見れそうです。
③絶対的エースの存在
そんな中「絶対的エース」として今シーズンもゴールを量産しているのがヴァーディーです。その存在感は抜群で、彼の動き出しが攻撃のスイッチになっているとも言えるでしょう。
しかしやはり怖いのは怪我の離脱で、彼が抜けると攻撃力がガクッと落ちます。控えのイヘアナチョも代わりになるクオリティは無く、アジョゼ・ぺレスもサイドで生きるタイプです。恐らく新加入のジェンギズを含めた攻撃ユニットで何とか凌ぐ予定でしょう。しかしどう考えても年間30ゴールを挙げる決定力は埋められず、いかにヴァーディーが健康体でいるかがチームのカギとなりそうです。
では
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