キャリア通算700ゴールってとんでもない記録だけど、メッシだったら普通に感じてしまいます。
先日行われたバルセロナvsアトレティコマドリードの感想です。
両チームのスタメン
バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン
DF:セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ビダル、ブスケッツ、プッチ、ラキティッチ
FW:メッシ、スアレス
GK:オブラク
DF:アリアス、ヒメネス、フェリペ、ロディ
MF:コレア、トーマス、サウール、カラスコ
FW:ジエゴ・コスタ、ジョレンテ
OG(前11)メッシ(後5)、サウール(前19)(後17)
①アトレティコの対策
1ポイントも落とせないバルセロナはビダル、プッチがメッシの動きに合わせてポジショニングを変えるシステムでアトレティコの堅守を破ることを試みました。対するアトレティコもフラットな4-4-2ではなく多少崩れてもスペースを埋めるブロック守備で受け止めます。
バルセロナはコーナーキックで先制するもののアトレティコのカラスコに突破を許しPKで同点。引き離しにかかりますが中央突破にこだわるあまり攻撃が単調になってしまいます。対するアトレティコも内をしっかり絞り対策することで、守備を容易にしていました。同点のまま前半は終わります。
②痛すぎる引分
後半バルセロナは幅を取るどころか余計に中央に集める傾向に。その影響でメッシ→アルバのホットラインが断裂、単発的な攻撃に終始します。
その中でセメドの素晴らしいインナーラップがありPKを獲得。メッシがキャリア700点をオシャレなパネンカ(チップキック)で彩ります。
しかし再びカラスコに突破を許し再びPKで同点。この試合のカラスコの切れ味は抜群でした。
バルセロナはセルジ・ロベルト、ファティ、グリーズマンを投入するも戦い方は変わらず引分。優勝に向けて痛すぎる引分になってしまいました。
③優勝は難しい
バルセロナのセティエン監督は試合中の修正力に乏しいです。前任のバルベルデ監督が上手かったので余計に感じてしまいます。チームでの不協和音も連日報道されてしまうなど、チームもかなり厳しい状況に置かれています。優勝は難しいと言わざるを得ません。グリーズマンも生かされているとはいえませんし、、、。
アトレティコはいくらかはバルセロナのスーパープレイに崩されましたが、しっかり守れたと思います。
またシメオネ監督はジエゴ・コスタ&ジョレンテ、モラタ&フェリックスのコンビに最適解を見つけたようです。後半の巻き返しにも期待したいです。
では