きちのうすめ雑記

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リヴァプールが優勝出来た要因~三位一体~【サッカー】

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「彼(ヴェンゲル)はボールを持ち、パスをして、サッカーをすることを好む。それはオーケストラのようだ。ただ、それはサイレント・ソングさ。私はヘヴィーメタルのほうが好きなのさ」

リヴァプールのサッカーが「ヘヴィーメタルフットボール」と評されたきっかけです。

 

今回も30年ぶりにリーグ優勝を果たしたリヴァプールが優勝出来た要因について書いていきたいと思います。

一つ目、二つ目はコチラ↓↓

 

kichitan.hatenablog.com

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三つ目は「三位一体」です。

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Getty Images

①更に上がるクラブブランド

2010年FSGに買収された際のリヴァプールは決して世界屈指の強豪ではなく、収益も決して多くはありませんでした。

しかし2018-2019シーズンのクラブ収益は世界7位、過去5年の売り上げ伸び率は世界3位と着実に実績を上げています。しかし超高額のスター選手を毎年獲得出来る程財政的に恵まれているわけではありません。

スポンサー契約をバンバン取ってきて売り上げを爆発的に伸ばしたライバル、マンチェスターユナイテッドと違い、リヴァプールの歩みは地道なものでした。所謂古豪と呼ばれブランド力も決して高くない中、着実に売り上げを伸ばし、CL優勝、そして今回のプレミアリーグ優勝でチームの価値は更に上がると思います。

 

②熱狂的なファンとの融合

またリヴァプールとユナイテッドの大きな違いはサッカーへの情熱でした。投資の一環としてチームを買収し「売上こそが全て」と言わんばかりの経営を進めてきたユナイテッドに比べ、イングランド屈指の熱狂的なファンを持つリヴァプールはサッカーの質、ファンサービスの向上を常に求めていました。

その成果が表れたのが2015年のユルゲン・クロップ監督の就任です。情熱的で感情豊か、ユーモアもあるクロップ監督は正にリヴァプールファンの求める「監督像」で、ホームのアンフィールドは相手選手に絶望を与える「要塞」と化していました。

昨年のチャンピオンズリーグバルセロナ相手に大逆転した「アンフィールドの奇跡」は正にファン、選手、スタジアム全てがチームに味方し、バルセロナを瞬く間に飲み込んだ印象です。

現在は無観客ですが、、、戻って欲しいですね。

 

③三位一体

現在のリヴァプールは経営陣、強化部門、現場が共に一つの道に進む「三位一体」の状態であると言えます。共に関係は良好で今後も黄金期は続きそうです。

しかし「クロップの退任」「主力選手の引き抜き」という懸念があります。一つ目はまず現時点ではまず考えられないですが、二つ目はいつ起こってもおかしくありません。実際スアレスコウチーニョバルセロナに引き抜かれ戦力ダウンを強いられています。サラー、マネにも信憑性はともかく移籍話が上がっているので油断は出来ないです。

しかし現在のリヴァプールはそれさえも跳ね返す大きな力を感じます。

人、資金、情熱、様々なものを引き付けるリヴァプール

サッカークラブのロールモデルとして長年称えられることでしょう。

 

では