先日行われたリヴァプールvsアトレティコマドリードの感想です。
1stレグ、プレビューはこちら
両チームのスタメン
リヴァプール
GK:アドリアン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:チェンバレン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミーノ、マネ
GK:オブラク
DF:トリッピアー、サビッチ、フェリペ、ロディ
MF:コレア、コケ、トーマス、サウール
FW:ジエゴ・コスタ、フェリックス
リヴァプール 2-3 アトレティコマドリード (トータル 2-4 )
ワイナルドゥム(前43)フィルミーノ(延前4)、M・ジョレンテ(延前7)(延前16)
モラタ(延後16)
①お決まりの図式
「要塞」アンフィールドでの2ndレグ。試合を通して「速さと強さ」を取り戻したリヴァプール、「守ってカウンター」アトレティコの図式は変わりませんでした。
ただアトレティコがサイドへのマークをマンマーク気味に守っていたこととターゲットマンがサウールorコケになっていたのがが若干違う点でした。
そんな中前半終了直前に右サイドの深い所に攻め込んだチェンバレンのクロスからワイナルドゥムがヘッドで得点。スコアをタイにします。
②疑問が残る采配
後半に入るとリヴァプールはニアゾーンランを多用し追加点を狙っていきます。特に右サイドから崩す場面が多くチャンスを作り続けましたがゴールには届きません。
その中行われたジエゴ・コスタoutの采配は疑問が残りました。怪我明けだったことも含めてだったかも知れませんが、基準点を失った攻撃陣は個人の突破に頼る他なく沈黙しました。個人的に交代は動きが悪かったフェリックスだったと思います。
結局90分が過ぎ延長戦に突入します。
③アンフィールド攻略
延長前半開始早々ワイナルドゥムのクロスからフィルミーノが勝ち越し弾を決めます。しかし直後アドリアンのパスミスからジョレンテが値千金のゴールを決めます。
結果的にアシストしたのがフェリックス、ゴールしたのはジョレンテと予想を覆す采配になりました。モラタの投入もばっちり当たっていましたし、シメオネ監督の采配の修正力には頭が下がりました。
得点が欲しいリヴァプールはオリギ、ファビーニョ、南野と次々と選手を投入しましたが逆に追加点を奪われタイムアップ。前回王者が散りました。
良さを存分に出しアンフィールド攻略に成功したアトレティコのしたたかさは流石でした。「ラッキーボーイ」ジョレンテの登場も後押ししてくれそうです。
リヴァプールは今回の敗戦で気持ちの切れ方が気になります。プレミアリーグで独走態勢を築いているだけに今後の戦い方が来シーズン以降にも大きく影響しそうです。
では