※ネタばれ有
今回はFF10の感想になります。PS2で初のFFシリーズですがどういった進化を遂げたのかが注目された作品でした。
プレイ時間約100時間
全クリ&すべてを超えし者を討伐済み
①主人公=プレイヤー
今作の主人公は
・異世界の住民なので舞台であるスピラの習慣や文化などは全く知らない。
・名前を一切呼ばれない。「キミ」「お前」等で呼ばれます。
・心情描写が主人公のみ
であるためよりプレイヤーが「異世界での旅」をしている感覚が強いです。なので感情移入がしやすくどっぷり世界観に浸かれますが、半面主人公のキャラがやや特徴的なので共感出来なければ全く面白くない作品だと思います。そういう意味では製作陣の新たなチャレンジだったのでしょう。
またストーリー途中で恋愛色が強くなるため見ていて恥ずかしい部分が出てきますので
一人でプレイすることをお勧めします。
②抜群のテンポの良さ
今作は前作の反省を生かしてかものすごくテンポがいいです。
↓前作の感想はコチラ
戦闘・イベント共にスムーズで苦痛に感じれません。また戦闘もATBシステムに代わりCTB(カウントタイムバトル)を取り入れていますがシンプルでわかりやすく遊びやすかったです。戦略も練りやすいです。しかし最終的に召喚獣ガード&脳筋になりがちなのでバランスは決していいとは言えません。難易度もそこまで高くはなく一部を除けば前述した戦法で力押し出来るレベルです。
③スフィア盤
今作はレベル制ではなくスフィア盤を埋めてアビリティやステータスを上げるシステムになっています。また選択肢やルートも自由なので脳筋な魔導士キャラやヒーラー型主人公を作成することが出来ます。ただ偏らせてしまうと攻略に苦労するのでバランスは考えた方がいいかと思います。
また個人的にはあまり気にならないですがキャラの特長が薄れてくるという意見が出始めていた作品だと思います。育成の自由=キャラの個性が薄れる問題はRPGでは未だに大きな課題となっていますね。
次は印象に残ったキャラなども紹介したいと思います。
では