今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
12回目は「バルセロナ」です。
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基本フォーメーション
①露呈した守備の弱点と軸の怪我により失速
オフにはもはや「お家芸」とも言える選手登録問題に揺れ、結果的に昨シーズンMVP級の活躍をしたギュンドアンを放出する等バタバタしていたバルセロナですが、いざシーズンが始まるとクラシコでの大勝も含め開幕7連勝を記録しスタートダッシュに成功。オサスナ戦はターンオーバーに失敗しリーグ戦初黒星を喫するも、その後も爆発力を武器に首位を快走します。
しかし崩しの切り札であるヤマルが怪我で離脱すると、テア・シュテーゲンが長期離脱した守備陣は斜めのロングボールに弱い所が露呈し徹底的に突かれる事に。13節のソシエダ戦の敗戦を皮切りに1勝2分4敗と急失速し、マドリーの両クラブに差を付けられることに。
チャンピオンズリーグでは初戦のモナコに敗北するもその後5連勝を果たし、苦手のバイエルンにも大勝するも弱点がはっきりしているだけに今後に不安を残す前半戦となりました。
②攻守両面で大きな違いを生み出し大黒柱に
そんな中で輝きを放ったのはハフィーニャ。オフには放出候補にもなっていたウインガーは指揮官の信頼を得て攻守共に奮闘。高い守備力からの切り替え、そして巧みなオフザボールが冴えわたりリーグ戦だけで11ゴール6アシストを記録。攻守両面で大きな違いを生み出し大黒柱とも言えるパフォーマンスを披露しています。
また怪我での離脱はありながらも正確なキックと鋭いカットインでチャンスを生み出しているヤマル、そしてゼロトップ的な起用で見事に得点感覚が蘇ったレバンドフスキとのユニットは世界でも屈指の攻撃力を発揮。バックアップが薄いのは気になる所ですが後半戦も爆発が期待されています。
③「政府」に認めて貰った選手登録
しかしそんな中クラブはダニ・オルモ、パウ・ビクトルの登録問題が再燃。資金繰りを行ったものの期限が切れラ・リーガとスペインフットボール連盟から登録不可を通達され二人の移籍は不可避だと思われましたが、スペイン政府のスポーツ上級委員会(CSD)に意義を申し立てると、解決までに「クラブと選手が修復不可能な打撃を受ける可能性」があるとして、暫定措置での登録を認められることになりました。
この「政府」に認めて貰った選手登録は当然の如く、多くのラ・リーガ関係者からの反発を招き、アトレティコ・デ・マドリード、ラス・パルマス、エスパニョール、バレンシア等は公式で声明を出す事態になり、ラ・リーガは行政訴訟を起こす事に。
正直この決定はサラリーキャップを守っている他クラブにとっては不平等極まり無い出来事であり、反発は当然。今後こういったケースがまかり通る事も考えられるので、この事件がどのような結末を迎えるのか注目です。
勿論クラブは補強どころでは無く、アラウホやクリステンセン、ファティ等の売却が考えられている状況。個人的にはこれ以上バルセロナブランドを落とし続けさせない為にも、この出来事をきっかけとして本当の意味での財政面の健全化を今冬、来夏に進めていくことを望んでいます。
では
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