今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
7回目は「インテル」です。
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基本フォーメーション
①守備不安もターンオーバーを上手く活用し復調
昨シーズンのセリエA覇者であるインテルは昨オフも効果的な補強を行い、連覇だけではなく欧州制覇をも目論める状況になり、期待を持った状態でシーズンを始めることになります。
しかし守備陣のコンディションが全体的に良くなく、防げるはずの失点を喫する場面が増加。ミラノダービーで今季初の黒星を喫すると、ユベントス戦では4-4の打ち合い(所謂馬鹿試合)を演じてしまう等、守備面の不安が露呈してしまいます。
それでもその後はバストーニの復調やビセックの台頭もあり守備に安定感が増し、以降は8勝1分と持ち直し首位に肉薄。チャンピオンズリーグでも安定した戦いを続け決勝トーナメント進出をほぼ確実な状況にしています。
またインザーギ監督も今シーズンはターンオーバーを積極採用。前述したビセックやカルロス・アウグスト等「掘り出し物」も発見し、安定した戦い方を行っています。
②脇役に徹した昨シーズンの鬱憤を晴らすかのように
そんな中輝いたのはテュラム。昨シーズンラウタロの引き立て役だったストライカーは今シーズン役割を代えてゴールを量産。ラウタロが作ったスペースに飛び込む攻撃が猛威を振るい、ここまでチームトップの12ゴールを記録する等昨シーズンの鬱憤(ストライカーとしての)を晴らすかのように躍動しています。kichitan.hatenablog.com
残念ながらスーペルコッパで負傷し離脱が懸念されたものの、程度は軽傷。今シーズンは得点王候補として期待して良さそうです。
そしてチャルハノール、バレッラ、ムヒタリアンのトライアングルは強度、構成力共に高いレベルを維持。今や欧州最高レベルとも言える練度を誇っています。
③静かな冬に
冬の移籍市場では離脱者が増えているセンターバックの補強が囁かれていますが、アチェルビ、パヴァールはまもなく復帰予定であり、現状重傷者が出ない限りは補強の必要性は薄いと感じています。
また新戦力がレギュラーを奪えないでいる中盤から前も出場すれば計算出来る活躍を見せており、ターンオーバーの採用により一定の出場機会は得ている為不満分子化する可能性も低いと言え、今冬は静かなものとなりそうです。
コンテ監督からの積み重ねもあり圧倒的な安定感を武器に勝利を積み重ねているインテル。今季こそは未だ届いていないビッグイヤーを手にすることが出来るのか、注目です。
では
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